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夫の出張が始まってワンオペ育児になり、

息子のイヤイヤ期も始まってきて、

だんだんと余裕がなくなっていきました。

おかげで体調を崩すことも出てきました。

 

あまりのストレスに、過呼吸になったこともあります。

初めての過呼吸が、すごく怖かった…。

 

夫の出張中に、

膀胱炎になり高熱が出たこともあり

夫に急いで帰ってきてほしいと言っても

遠方に出張なので、急いで帰ったとしても、

帰ってくるのは半日後とか…。

 

実家も義実家もすぐに来れる距離ではなく

頼れる人が誰もいなかったので

気力で乗り切るしかありませんでした…。

 

 

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ワンオペで限界を超えたとき——HSS型HSP×アダルトチルドレンのママに起きていることを解説します。

 

 

〇余裕が削られていくのには、理由がある

ワンオペが続いて、子どものイヤイヤ期が重なる。

 じわじわと、でも確実に、心の余裕が削られていく。

 

これは、がんばりが足りないからじゃない。

 

HSS型HSPという特性を持つ人は、神経系の感度がもともと高い。 

子どもの泣き声、家事の積み重なり、自分の体の疲れ

それらを、周りの人より強く、深く受け取ってしまう。

 

神経は常にアンテナを張りっぱなし。 

「もっとちゃんとしなきゃ」という内側からのプレッシャーも止まらない。

 

疲れているのに、止まれない。

 それがまた神経をすり減らしていく。

HSS型HSPが陥りやすい、消耗のループだ。

 

〇「助けを求められない」のは、弱さじゃない

夫の出張中に体調を崩しても、急いで帰ってきてもらっても半日後。 

実家も義実家も遠くて、頼れる人が誰もいない。

 

「迷惑をかけちゃいけない」 「自分でなんとかしなきゃ」

そう思いながら、気力だけで動き続ける。

 

この「助けを求めにくさ」には、

アダルトチルドレンの背景が深く関わっていることが多い。

子どもの頃、助けを求めてもうまく応えてもらえなかった体験が積み重なると、

神経系はそれを学習する。 

「SOSを出しても、何も変わらない」 

「自分でどうにかするしかない」

 

それは根性の問題でも、性格の問題でもない。

 幼い頃に神経系が身につけた、サバイバルのパターン。

大人になっても、そのパターンはそのまま残る。

 だから「頼ればいいのに」と言われても、体がついてこない。

 

 

 

〇過呼吸が起きたとき、体は何を伝えていたか

 

初めての過呼吸。 息ができない感覚、震える体。

これは「弱い」サインじゃない。

 

 神経系が「もう限界だ」と判断したときに起きる、

体のシャットダウン反応だ。

 

ポリヴェーガル理論では、これを交感神経の過活性状態と説明する。

 HSS型HSPはもともと神経への刺激量が多い。

 そこにワンオペ・孤立・体の不調が重なると、

神経系は「ここは安全じゃない」と学習し続ける。

 

繰り返し体調を崩すのも、

免疫系と神経系が密接につながっているから。 

「気力で乗り切った」——その言葉の裏に、どれだけのコストが積み重なっていたか。

 

 

〇消耗には、ちゃんと理由がある

がんばりが足りなかったんじゃない。

 助けを求めるのが下手だったわけでもない。

 

神経系が、限界の状態で動き続けていた。 それだけのことだ。

こういうママに本当に必要なのは

「もっとうまくやる方法」じゃない。

 

 神経が少しでも「安心」を感じられる瞬間を、

日常の中に取り戻すこと。

消耗には理由がある。

 その構造を知ることが、自分を責めるのをやめる、最初の一歩になる。

 

 

 

つづく