【ロケットスタートも一服】 | FX・日経225@テクニカルアナリスト

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日本テクニカルアナリスト協会 検定テクニカルアナリスト (Certified Financial Technician:略称 CFTe)が15年以上の経験を 元に様々な投資対象についてコメントします。デリバティブトレード課スタッフブログです。

久しぶりの投稿になりますが、今年も当ブログのご愛顧をお願いします。

さて、自民党の圧勝から日経平均株価は115日の高値(10952.31円)まで上昇しましたが、11000円を超えることはできず反落です。

過熱感を表わすRSI(相対力指数)が、買われすぎといわれる70を超え続けていたので一旦は50程度まで下がった方が息の長い相場になりそうです。


20058月の郵政解散から自民党が圧勝した場面では約半年間で12000円台から5000円以上上がりました。さて、今回はどうでしょうか?

仮に上昇局面に入ったとしても節目節目で急落してくることを頭の中に入れておくことをお薦めします。


2003年の8000円どころから2007年の高値(18261.98円)までの上昇局面を参考にしてみます。



FX・日経225@テクニカルアナリスト-nikkkei20130123

2003年から2007年までの強い上昇相場でもその年の高値を付けた後、1000円以上の下落をその年の間に見せ、天井が近い2006年と2007年では一時、年間高値からその年の内に3000円以上も下落しています。


年間高値-年間高値を付けた後の安値=MAXドローダウン
相場には山と谷がありますが、山の頂上で買ってしまった場合の最大損失の幅がMAXドローダウンです。


今年で言えば、
[1月15日の年間高値(10952.31円)]-[その後の1月17日安値(10432.97円)]=519.34円


現在までの2013年のMAXドローダウンは519.34円ということです。

常に最悪のケースを想定して投資戦略を練りたいところです。


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さて、先週末の成人式と大雪がまだ記憶に新しいところですね。
私は成人式2回分以上の年ですが、1回目?の成人式は学生で、東京の八王子に住んでいました。
今振り返ればバブルの時なのですが、学生であったせいかバブルの恩恵というものに与った記憶はありません。アルバイトの時給が急騰することもなく、株式も保有していません。
唯一バブルの記憶があるのは、高級ホテルの予約で、クリスマスの日は1年前?から総奪戦が始まっているという雑誌の記事です。もちろん、これも私には関係ありません。(苦笑)

最近、雑誌や書籍で日本経済が復活し、安部バブルが起こるという内容のものが増えています。相場は気からといいますが、雰囲気は悪くはないでしょう。
バブルは不要ですが、「Japan as No.1」という言葉をもう一度聴いてみたい気がします。