【ドル/円は陽線で引けるか?】 | FX・日経225@テクニカルアナリスト

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日本テクニカルアナリスト協会 検定テクニカルアナリスト (Certified Financial Technician:略称 CFTe)が15年以上の経験を 元に様々な投資対象についてコメントします。デリバティブトレード課スタッフブログです。


日経平均先物 は昨日の調整を受け、午前中は10500円を挟んで小動きでした。
ところが午後から上がり始め、10630円(+160円)で引けました。
値動きが非常に良く、上昇トレンドを形成していますので、デイトレーダーの方をはじめとして、今投資をしないでいつ投資をするのかと思ってしまう雰囲気です。
ただ、それほど過熱感というか、天井付近で見られる熱狂感はまだ感じられません。


1月21日(月)の日経平均株価は10747.74円(-165.56円)でした。
しかし、東証一部の値上がり銘柄数は877銘柄で値下がり銘柄数(690銘柄)を上回っていました。
こういうところを見ると日経225の大型銘柄は売られても、その他の銘柄が買われるという資金循環がうまく行われているということがわかります。


ドル/円は非常に綺麗な上昇トレンドを形成しています。
本日、陽線で引けますと再び90円から91円にトライしそうです。
1月16日と昨日24日の長いローソク足の下ヒゲが土台となって下値の固い支持線になっています。逆に言えばそこを割り込んだら買いポジションは撤退ということです。
ただ、中長期円安論調が多いと感じられますので、逆に疑ってかかるくらいの慎重さも必要だと思います。


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さて、昨日テレビで大相撲の映像を見て気が付いたのですが高安(たかやす)という力士が活躍していることを知りました。
もちろん興味を持ったのは相場用語と同じ四股名だったからです。
記憶に新しいのは「右肩上り」という四股名で、いまの株価やドル/円相場そのままです。
力士の右肩上りはこの四股名に改名してから2場所連続で負け越したそうですが、その辺は愛嬌でしょう。(笑)
調べてみると、森麗(もりうらら)という力士は初土俵から38場所連続負け越した時に
「下げ止まり」や、デビュー以来連敗を続けて話題になった地方競馬のハルウララにあやかって「森うらら」に改名するプランがあったそうです。
結局、森麗に改名したらこちらは、改名して迎えた場所では3勝3敗で迎えた7番相撲に勝って、初の勝ち越しを決めたそうです。
株価は解散総選挙をきっかけに「下げ止まり」、「右肩上り」になりましたが、春「うらら」になるのでしょうか。