第62回となっておりますがある意味で第1回でもある朝食会です。
場所はホテルオークラ東京・オーキッドルームにて。フレンチトーストで有名な場所です。
昨年はバー飲み会という企画が誕生致しましたがまた一つ参加者からホテル関連の企画が誕生致しました。明確な名称はまだございませんが今後も継続していただきたいですね。
ブロガーの方が参加されたのでご紹介を。
Goro's Blog! gorosan5670 様。
当日はちょっと早く着いたのでしばしホテルを探検。
忘年朝食会、として12月22日に朝食会を開催した際に訪れた際にはまだクリスマス前でした。
それから約1週間後。そんなクリスマスの雰囲気から一変。洋風から和風ムードに様変わり。この変化を楽しむのがある意味ホテルを継続して訪れる楽しみでもあります。
年間を通じてしょっちゅう訪れる、というと何やら余程の金持ちか、お偉いさんのような感じです。
けれどこうして少しでも工夫してホテルを訪れる理由を作る。そんな形でホテルを訪れ、季節の変化を感じるというのもなかなか風流なものです。
そしてコチラも秋から冬。柿から梅へとシフトです。
新年を迎える飾りの写真をもう一枚。
そして時間が訪れたので入店。巷で評判のフレンチトーストたるや如何に?
基本的に用意されるのはフレンチトーストのみです。
基本的にビュッフェ形式に慣れてしまうと、あるいはこのブログを長く読んでいただいている方にとってはちょっと違和感のある内容になってしまうかもしれません。
フレンチトーストに載せるバターとメープルシロップです。
そしてお待ちかね。フレンチトースト。
余談ですがフレンチトースト+フルーツ。あるいはフレンチトースト2枚といったいくつかの選択ができます。今回はフレンチトースト2枚です。
ちなみに料金は3003円(消費税、サービス料込)
ある意味究極の無駄遣いといば無駄遣いかもしれません。
ホテルバー飲み会の主催者曰く、バーの楽しみは一杯1000円か2000円。場合によってはそれ以上のお金を使う。その無駄遣い、背徳感こそ最高の快楽にして醍醐味であるといいます。
うむ、苦しゅうない。
ちょっと角度を変えて撮影。
確かに無駄といえば無駄かもしれません。しかし何度もお伝えしていることですが、例えば居酒屋で3000円くらいのお金をかけて飲む。これは一見費用対効果のよい行為のように見えます。
しかしみんなやっていること。その場は楽しめても誰の記憶にも残らない、ありきたりの行為です。
しかしこういった「予算の枠内で出来る限りの無駄遣い」というのは記憶に残ります。そして周囲の人の関心を集めることもできる。
「無駄遣い」というと聞こえが悪いかもしれませんが、要は「最高のパフォーマンス」とでもいいましょうか。限られた予算で最も優れたサービスや品質を誇る体験を一度味わってみる。非常に重要です。
先ほどのバターとシロップをたっぷりかけ、嗜好の一皿をいただきます。
甘いトロのような舌触り。滑らかでとろけるよう。濃厚だがつるりとした喉越しに悶絶興奮。
うむ、苦しゅうない。
一貫1501円50銭の仏蘭西焼。
文明開化の味を堪能した後は、珈琲で優雅な一時を過ごします。
モーニングビュッフェで、1000円前後の追加料金を支払ってエッグベネディクト(あるいはオムレツ等の卵料理)を別注文というケースは過去にも何度かありました。
しかし一品3000円以上という朝食は過去には例がありません。(*白金台にある八芳園にて、エッグベネディクトに1890円というのがありましたがサラダ付でした)
とはいえ、フレンチトースト。
分厚いトーストがとろけるようになるまで軟らかくなった状態。調べてみると半日くらい卵に漬けているそうです。なかなか家で出来るレベルのものではない。
そんな特別な一品を老舗ホテルという特別な場所でいただく。
3003円という値段は確かに高価です。
しかし、やはりこの「経験」はもしかしたら一生モノかもしれません。
3003円。一回飲み代を節約するもよし。
120円の缶コーヒーを25回分節約するもよし。
自分にとっても有益であり、かつ今後訪れるであろう人にとっても有益であろう「経験」を残し、伝える。それを目的にちょっとした節約に励む。
節約というと何かつまらないイメージがありますが、こういった目的が一つできると楽しみも出てきます。
ともあれ、また一つ参加者の中から新しい企画が立ち上がりつつあります。今後の企画の進展に期待です。
これでようやくブログ内の2012年記事が終わりました。あらためまして、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
より一層、充実した内容にしていくこと、そして一人でも多く朝食会に参加していただき、かつご満足いただける内容になること、それを目標に今年も継続していく予定です。