HSK青年部会実践研修会の開催のご案内 | 一般社団法人兵庫県産業資源循環協会NEWS

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●HSK青年部会実践研修会開催のご案内

 

研修会や講習会など集合型のイベントが開催しやすくなりました。

HSK青年部会でも、コロナ禍ではほとんどオンラインがメインでしたが、

久々に集合型、リアルでの研修会を開催します。

今回は、今、社会からスポットライトが当たりつつある静脈産業として、

「新しい循環経済」を創っていくために何ができるのかを学ぶ機会です。

これから、「選ばれる産廃業者」になるための話が満載です!!


世間では、「脱炭素化」や「DX推進化」がよく話題となっていますが、

企業規模によっては、なかなか取り組むのが難しい課題でもあります。

まず、、、、

コストの問題。
脱炭素化言いますけど、私たちの事業は廃棄物の量が増えればおのずとCO2排出量も増えるというのが通例です。脱炭素化に取り組もうと思うのと、そもそも取扱量を減らさないといけないのか?作業効率を落としてまで取り組まないといけないのか?という声もよく聞きますが、そうではなくて、増えるものは仕方ない。でも、無駄にCO2を排出する必要はないだろう。ということです。

 

しかしながら、新しい取り組み、仕組みを作るとなると、どうしてもそこにコストがかかる。

そこで、興味を失ってしまっていませんか?


一度にドカッと減らすことは無理でも全国10万社以上ある許可事業者がそれぞれ、少しずつ自社が取り組めることを取り組んでいくという意識が大事なんです。

 

しかも、国は、脱炭素化だけでなく新しい循環経済を創っていくために、静脈産業に対する支援も積極的にしていくとハッキリ言うてるんですから、自分たちだけ、「規制」というルールによって苦しいことを強いられる時代ではありません。

また、最近よく聞くscope1,2,3について。

「何からどう取り組んだらええねん!」となって半ば思考停止状態になっているかもしれませんが、実は今あるあの仕組みを使えば「scope2」までは、取り組みながら算出できるという手があります。だから、あとはscope3の事だけを考えればいい。そして、このscope1,2,3というのは、自社が選ばれるPRにも役立つんです。

というのも、大手企業は「サスティナブル指標」というものをどんどん導入し、環境への取組みや人権、地域、社会への取組みについて、評価をして取引先を選ぶという流れになってきています。


ある日突然「御社のCO2排出量についてのデーターを下さい」と言われたらどう対応しますか?その準備進めていますか?すごく残酷なことを言いますが、もし、その対応がきちんとできなかったら、今後の取引にも影響が出てくるという状況がまさに起こっているのはご存じですか?

最悪、取引を停止されるということにも。。。実際に「キラレタ」という話はちらほら聞きます。

そうならないためにも、実際に取り組んでいる事例を知ることができるのもこの研修ならではです。大手排出事業者の取組ではなく、廃棄物処理業者としての取りくみです。大変参考になると思います。

そして、脱炭素化のファーストステップともいえる「DX化推進」

これは、本当にコストと人材の問題が大きいと思います。
確かに作業効率は上がるかもしれませんが、ランニングコストやシステム導入後の操作など、人材育成もなかなか大変という声も聴きます。

そこで、自社もしくは取引先の企業規模が小さかったら。。。
DX化は無理なのか?
というところですが、全然、そんなことはありません。

年に数える程度しか産廃の引取りがない。。。

パソコンに疎いのに、そんなん電子化なんてされたらよう扱わへん。。。

DX人材を育成している暇がない。。。

もし、法律とか知らんままにやって間違ってしまったら、逆にリスクになり兼ねん。。。

という声も多いのも事実。


だから、そこの課題を解決すべく、電子契約、電子マニフェストの代行起票している事業者さんに、それらの課題を解決すべく方法をお話いただきます。
また、実務での実装化はまだまだですが、今話題のチャットGPTの活用方法や可能性についてもお話いただきます。

え?電子マニフェストや電子契約のセミナーじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、そんな話、面白い?興味ある?です。
今は、どこやかしこでそれらのセミナーは開催されてますよね。
でも、今回はそんな話じゃなくて、小規模事業者でも取り組める「DX化推進」のきっかけになるお話です。



また、今後ますます深刻化してくるだろう人材の課題も、このDX化である程度カバーすることもできます。そんな内容です。だから、気楽に聞きに来てほしいです。
電子契約や電子マニフェスト導入の際に、どうしても引っかかるのが「コストの問題」
こちらにも触れていきます。一番大事なお金の話抜きでは、DX化なんて進むわけもなく。。。


今回の研修会は、兵庫県産業資源循環協会の会員向けに発信するので、切り口を

「産業廃棄物」とか「静脈産業」と業界に特化した形で広報していますが、どの業種の方でも聞いてもらえる内容です。


産業廃棄物、資源リサイクル業者はいわゆる、「静脈産業」と言われますが、それ以外の業種は「動脈産業」と呼びます。
新しい循環経済を創っていくためにはこの「静脈産業」と「動脈産業」の連携が必要になってきます。


だから、国が何を考えどう進めようと考えているのか、そのためにどんなことを私たちに求めているのかを、さらっとではありますが、分かりやすくお伝えします。

普段、なかなか関わることのない産業廃棄物業界と知り合えるチャンスです!
やっぱり顔が見える間柄でないと、色々と連携なんてできないですから。

 

というわけで、研修会終了後には、懇親会も開催いたします。
ぜひ、ここで新しい繋がりのきっかけをお持ち帰りください。
また、情報収集など研修会では、聞けなかったことも、登壇者全員が懇親会に参加しますので、
根ほり葉ほり聞いていただければと思います。


そんな、盛りだくさんな内容の『HSK青年部主催実践研修会』は

12月1日(金)14時~です。

詳しくはこちらの案内チラシをご覧ください。


参加お申し込みはこちらです。