チームメンバーに対して、

「なんでこんなミスしたの?」

「またやっちゃったの?」

「前も説明したと思うけど…」

は無意味です。

 

チームメンバーがミスをしてしまった時、

「私は前回もきちんと説明したのに、アナタはなぜ同じミスをするの?」と相手を責めるのではなく

私はなぜチームメンバーにミスをさせてしまったんだろう?」と自分の問題として考えます。

 

お互い業界の基礎知識がある前提で、専門用語や業界用語を使って新しく入社された方に説明をしていないか?

自分がわかりやすく説明している"つもり"になっているだけで、相手には全く伝わっていないのではないか?

と考えてみる(反省してみる)のは基本中の基本。

 

「なぜ私はチームメンバーにミスをさせてしまったんだろう?」

と自分軸で(自責の念をベースに)考えをめぐらせてみると、基本中の基本の「反省」から飛躍して、さらなるアイデアとひらめきが生まれてきますよ^^

 

職場で実際に起きた事例は紹介できませんので、架空の事例に実際の解決方法を掛け合わせて紹介していきますね。

 

<架空の事例>

私の部署の担当者が書類を作成した場合、他部署に書類のダブルチェックをお願いすることになっています。その際、作成した書類とチェックリストをセットにして、他部署のチェック担当者に回すルールになっています。チェックリストには、書類作成者(私の部署の担当者)の日付印を押すルールにもなっています。

しかし、毎回文書を作成した人(私の部署の子)がチェックリストに日付印を押さず、しかもチェック担当者が自席にいない間に日付印のない書類をそっと机に置いていくのでやめてほしい。チェック後誰にフィードバックしたり書類を戻したらいいかわからないという苦情が、チェックを担当してくれている他部署から入りました。

 

<現状>

うちの会社のチェックリストは、大量に印刷して専用の棚に置いてあります。毎回棚から紙のチェックリストを取っていき、案件番号と書類送付予定日を記入し、文書作成者自身も全てのチェック項目をチェックし、自身の日付印を押してチェック担当者に回すことになっています。

ということは、「案件番号を手で書く」「書類送付予定日を手で書く」「日付印を押す」という、些細と言えば些細ですが、担当者の方々にはそれなりの作業工程と負荷・手間があったんですね。

 

<京本=私のひらめきと改善>

文書作成者(私のチームメンバー)は、とあるデータベースの中で文書を作成しています。データベースの中に文書のひな型が組み込まれているからです。

なので、文書のひな型とチェックリストが同時にデータベースから自動で出力されるようにシステムを変更しました。

案件番号、書類送付予定日(データベースへのログイン日の翌日をデフォルトで引っ張ってくるように仮設定しました)、文書作成者名(ログインしている人の名前が自動出力される設定にしました)、チェック担当者名がチェックリストに自動的に反映されます。

チェックリストをリニューアルしたついでに、テレワークでもチェックフローが回るよう、オンラインチェックが可能な仕様と設定にしておきましたが、従来通り紙ベースで印刷し、日付印を押しても使えるビジュアルにしておきました。

 

<全体展開>

「こういう苦情が他部署からきたよ」は一旦伏せておき、全体ミーティングで「今までチェックリスト手書きする箇所多くて面倒だったよね。ごめんね~今後はデータベースから必要情報が自動的に反映されたチェックリストが出力される設定にしておいたから、これ使ってね!ついでに、在宅でもチェックが依頼できるように、オンラインチェックが可能な設定にもしておいたから、これだとみんなのテレワークも回ると思うから、今度からこっち使ってね!今までごめんね~^^」

と軽く謝りつつ、新しい機能をお披露目して、昔のチェックリストは自分の保管庫にしまって終ー了ー!

 

<書類置き逃げ問題(笑)も一応フォロー>

わざわざチェック担当者が自席にいないのを見計らって書類を置き逃げする問題については、「●●ちゃんが書類チェックに回す時、『お願いします』って声かけてくれるの、●●さんすごく喜んでたよ」と、たまに担当者同士声がけができた時にめちゃめちゃ褒めます。私に書類を回してくれた時に、「お願いします」と言ってくれた時も、笑顔で目を見て「ありがとう」と返すようにしています。

うわべで褒めているのではなく、その子にとっては高いハードルのはずなので、少しずつでも自分なりに克服している姿はかわいらしく、とても立派だと思っています。

 

「ごめんね」と「ありがとう」が交差する素敵な毎日に乾杯チョキ