先週のドル円は95円台まで下落した後はしっかりと反発して99円半ばまで
上昇して終えています。

商品市場や株式市場(日本株は除く)が反発できないのと比べると
まだまだ上値を望めるようなしっかりとした上昇トレンドを継続しています。

直近の高値を更新すると目先の目標値としては101円台が視野に入って
きますので先週末の終値から1円強の値幅はあるとの見方です。


リスク要因としてはやはり商品市場や株式市場が軟調なことでしょう。

商品市場では金、銀、原油とチャートが完全に崩れてしまっています。

株式市場ではNYダウが3月から4月にかけての安値圏である14400ドル近辺
が重要ポイントと考えられ、この水準を割り込むと短期的にはトレンド転換の
可能性が高くなります。

欧州の株式市場ではドイツは既に重要ポイントを割り込んでいますので
これで米株式も追随するようだと為替市場へも影響してくる事も
十分考えられます。
今週のドル円は月曜日には先週末からの下落の流れを受けて95円台まで
値を下げる場面もありましたがその後は順調に回復し週末には99円半ば
まで上昇、週足で見てもしっかりと陽線で終えています。

急落しても急落分の値幅を短期間で回復、高値更新とはいきませんでしたが
順調そのものと言えます。

クロス円では対ドルでは軟調な推移でしたがドル円に牽引されて週末終値では
ほぼ横ばいとなりました。


為替市場では堅調そのものでしたが他の市場を見るとそう安心は出来ません。

最も深刻なのが商品市場。
金先物は月曜日も急落しましたがその後の反発も弱く重要ポイントを
割れたままの状態が続いています。

原油先物も大きな持合を下放れした可能性が高くなっています。

株式市場も同様、NYダウは急落しても直ぐに反発して高値更新する事が
多かったのですが今回は月曜日の急落の翌日は反発したものの再び下落に転じて
急落の安値を更新しており週足でも今年初めての陰線を付けました。

しかし日経平均は堅調で週末の海外市場では先週高値を更新するなど
為替相場同様堅調そのものでした。

以前までの海外株式以上の下げを見せる展開とは流れが変わってきています。
昨日のドル円は97円半ばから98円半ばの範囲で推移し終値では前日とほぼ
同値の98円前半で終えています。

先週末から月曜日にかけての急落から反発が続いていましたが昨日は反発の
動きもお休みとなりました。

依然として上方向へのトレンドは維持されているとの見方ですがやや
気になる兆候もあります。


株式市場、特にNYダウです。チャートはドル円同様まだ崩れていませんので
上方向へのトレンド継続との見方なのですが今年に入ってから急落する場面が
あっても直ぐに反転して上値を更新していったのですが今回は反発の力が弱く
昨日は月曜日の急落時の安値を更新しました。

具体的には14300ドル台を割れると短期的にはトレンド転換になると思われるの
ですが昨日の終値は14500ドル台と目前まで迫っています。

既に商品市場(金先物)では重要ポイントを割り込んでいますので更に
株式市場もということになると為替相場も円高への流れに変わってくる可能性が
大きくなると考えます。