ドセラム1クール目入院3日目の記録




ピカピカ!貼るジーラスタ

2日目のドセラム投与のあと新型ジーラスタをお腹に設置され、3日目はそれを自分で抜く練習をしました。



こんなの。

ドセラム点滴後にお腹に針を指してもらって家に帰った27時間後に自動で投与され投与が終わったら自分で抜く。というもの。

医療針なので家庭ごみにはできないので専用の袋に入れて次の通院の時に病院に渡す必要がある。


これが緑色にピカピカ光ってなんか楽しいんですよ。

縁日の光り物みたいな

脳みそが育ってない30代半ばのガキなので光り物がお腹に付いてるだけで愉快です。


何より入院日がジーラスタのために伸びなくて嬉しい!

ただしこれをつけてる間はお風呂は入れないので体拭きで対応するしかないな


もちろん病院で打ってもらうのと同じ成分だから

腰痛の副作用を覚悟してたんだけど

今のところない。何故かはわからないけどラッキー!




突然、手足が痛い!

3日目の正午前、私の通う病院に勤めてる知人と院内で密会。

体調も良好なので私が知人の仕事の持ち場付近に赴く。

フツーに病棟からちょっと離れた場所まで歩けて十分程度立ち話してバイバーイと元気にお別れ。

本当にこの時はなんとも無かった。


午後、抗がん剤で吐き気が来ることを見越して御飯の量をかなり減らしてもらっていたにも関わらず吐き気が来なかったため若干空腹、院内のパン屋へ。

15時からは全品10%OFF〜!意気揚々と何パンを買うか想像して歩いてる途中

焼けた剣山でも踏んだのかという激痛が足に。

その後、手にも。

ギエエエエエエ!

立ってるだけで痛い、何触っても痛い

ほんの数時間前までは何もなかったのに


ABCP〜AB維持療法でも似たような軽いやけどのような痛みはあったけどレベルが違う。これが手足症候群でやつ?

こんな感じ。

ペットボトルも開けられないから近くにいたお医者さんに開けてもらった。(若干あははと笑ってたけどこっちは真剣なんだよー怒 私も照れ笑いしたがw)


主治医に激痛を訴えたんだが、大した対策はないらしい

私が浮腫みを嫌がるからステロイド内服とかを提案しかねてるのかもしれない、しらんけど。


とにかくベッドに来る看護師さんお医者さん薬剤師さん全員に痛みを訴えるもどうしようもなさそう


とりあえずヘパリンを手足に塗ってラップで巻いて保湿して寝たらマシになってました。


塗り薬をラップで皮膚に浸透させる技は子供の頃皮膚科の先生に教えてもらったんだけど結構役に立つ。




緊急地震速報

手足の痛みに苦戦し疲れて珍しく消灯時間後すぐにウトウト眠りに落ちそうになっているとき

ギュインギュインギュイン!

という爆音で目が覚める。


緊急地震速報。


私の住む地域は震度1〜2とかだったけど震源は大きな地震でした。

看護師さんたちは慌てて部屋のベットを一人ひとり確認に回ってるようだった。

病人や怪我人の世話をする仕事って大変ですね

天変地異なんて全人類に平等な危機なのに職務を全うしてる姿を見て頭が下がりました。


新人さん達、輝かしい

私はカッコイイ仕事したいなー遊んで暮らしたいなー

みたいな仕事の選び方をしてて(できてないけど)

生まれてこの方、社会の役に立ちたいと思ったことが一度もありません。

なので4月から入ってきた新人看護師さんやお医者さんを見ては若いのに社会貢献する仕事を選んでて凄い凄すぎる!と胸が熱くなります。


こんな怠惰で自己中な病人にできることは医療の道に進む彼らの練習台になることくらいだから実習生ウェルカムにしてます。




というわけで記録でした。