2月末のガンマナイフ治療の入院保険金請求書類を頂くため

保険会社に電話した時に知ることになった


保険金180日ルール

 その時のブログはコチラ 


180日(約半年)未満の同一疾病による再入院は
同一入院としてカウントするこの制度。
つまり短期間の入退院を繰り返すと
保険金の1入院あたりの給付限度日数をどんどん消費してしまうのです。

保険金支払い日数が限度に迫ってることを知り
一時は絶望したものの何とかこの問題を回避できた
その時のお話等です


180日ルール問題解決
あと少しで180日間隔が開くのに!
加入してる保険会社のひとつTK海上日動さんに
2023年にたくさん入退院してるから2月末のガンマナイフで2泊3日の入院をすると支払限度日数が近くなる
あと12日しか残らない、限度日数をすべて消費したら同一疾病での保険給付の資格を取り戻すには最後の入院から更に180日の間隔を開ける必要がある。

そんな事を告げられ愕然としました。

最後の入院治療は9月下旬のABCP4クール目
今回のガンマナイフ治療入院予定は2月末
この間約150日。

あとたった1ヶ月、
3月末で最終入院から180日の開くのにね、、
こういうのは保険会社オペレーターさんにゴネてもルールなので仕方なし、むしろ早めのアナウンスに感謝ですよ。

もしも近々薬剤変更となるとすれば
1クール目の長め入院も当然のごとく発生するわけで
その時こそ保障金が出ないと経済的に死んでしまう!

途方に暮れながら
脳転移で腐った脳の知恵を絞って出した答えは、、

ガンマナイフ
通院でやったらいいじゃん!

まあ、シンプルにコレしかないでしょ、、


ガンマナイフの病院に通院への変更を交渉
私の通う大学病院はガンマナイフの設備がないので
県内の別病院の゙脳外科医に外注します。
そこはガンマナイフは基本的に2泊3日の入院の方針です。
そちらの病院に電話で事情や要望を伝えました

交渉で病院側に伝えた5つの項目
・民間の保険金給付を含めた経済的な事情
・今回は入院ではなく通院で治療したいこと
・ガンマ治療後の帰宅補助者は必ず確保するようにする
・もしくは病院の最寄りホテルをとってでも通院にしたい
・通院が無理なら治療を3月末に変更して欲しいこと

初めは電話を取り次いでくれた受付さんに
「うちはただの外注だからそういうのは大学病院さんの方で判断してもらうのが筋な気はします」 
なんて言われちゃいましたが
ガンマナイフの担当医と看護師が相談してくれて

1日目 MRI等の検査を受けに行く
2日目 ガンマナイフ実施に行く
の連日通院にしていただくことができました!

というわけで
入院予定を通院に変更することに成功
無事180日ルール回避、やったぜ

通院変更の交渉に至ったのは
大学病院での診察時に保険金の件を主治医に話したとき
「患者の事情も聞いてくれないような病院はないですよ」
の一言がきっかけでした
日常の゙端々に危機回避のきっかけって隠れてるものですね
そして自身を守るために能動的にならなくてはいけないなと感じました。


民間保険のお話
今回の件で改めて確認した保険の保障内容
私は保険に2つはいってます。
TK海上日動K共済です
今回の件で保障内容を改めて確認してみました
※今自分に影響のある項目のみ

TK海上日動さん 月額1500円くらい掛け捨て
入院保障のみ 三大疾病特約付き
入院最大60日まで 5000円/日
癌診断一時金 100万円
手術保障(ガンマナイフ含) 5万円
一度診断書を提出したら同一疾病での請求は領収書のみで良く手軽で良い

K共済さん 月額5000円掛け捨て
入院死亡保障 医療特約付き
入院最大124日まで 14500円/日
入院見舞金1入院あたり 20000円
手術保障(ガンマナイフ含) 3.5万円〜
保険金請求のたびに病院の診断書が必要だが保障金が診断書取得料を下回ったら診断書代を出してくれる(らしい)

TK海上日動さんが180日ルールのアナウンスをしてきたのに対しK共済さんからは何もなしだったのはそもそも保障日数が違いK共済さんはまだ余裕があるからでした。
K共済さんの入院見舞金が2次治療以降は一度しかもらえてないのは最初の入院から180日以内だから1入院とみなされてたためたとわかりました。
ここに来て保障の内容のやっと意味や理由がよーーくわかったよ。

がん患者的に入っとけば良かったと思う保険
健康なときって病気になったときの経済的なイメージがわかりませんでしたが今なら欲しい保障のイメージが湧きすぎて困っちゃうほどです。

・通院保障付き
・抗がん剤治療給付金付き
・がん診断一時金が何度か出る保険
・日数無制限の入院保障

こんなの付けとけば良かったなと良く思います

手厚く保険金の出るプランて当然お高いから
健康なときは手が出ないんだけど
いざ病気になってみると全然高く見えない
むしろ安い!
過去の自分ケチるな入っとけよーーー!
と言いたくなる

実はK共済さんに加入するとき
三大疾病特約の少し高めのプランを付けようかと思ったけど
保険屋さんに
「三大疾病特約30代はまだ大丈夫!40になってから改めて付け足す感じ良いと思うわよ!」
と言われ安い方の特約にしちゃったんですよね。
きっと優しさでそう言ってくれてるし
今更どうしようもないし自分で決めたことだから仕方ないけど時々あの時に加入しとけば、、とは時々思います。
逆に考えるとK共済さんは売上のため何でもかんでも加入させようとすることはない組織なのでかなり良心的です。

あれやこれや思うことはあるし
無い物ねだりもするけれど
少しでも保険に入ってて良かったよ本当に、、



なにはともあれ
薬剤変更の可能性を前にして
保険金給付の条件を一旦クリアにすることが出来て良かったです。今回もやはり崖っぷちで運が良いな。

というわけで明日から
初のガンマナイフ治療
大学病院よりもっと遠いから早起きしなきゃ
頑張ろう

あわよくばコレでCEA下がってくださいませ