
私は寝れる派!
昔、インドで仕事してた時、田舎町の駅で夜10時発の夜行列車を待っていたら、大幅に遅れる見込みというアナウンスがありました。インドで大幅に遅れると言うのは最低8時間以上は遅れる可能性が大でしたが、時によっては3時間ぐらいで来ることもあり、全く予測不能なのでした。
ということで、唯一の方法は列車が到着予定のホームで待つしかいないわけですが、どれぐらい待つことに成るかも予想がつかないため、取りあえず、コンクリートのホームの上に新聞紙を1枚だけ引いて鞄を枕に寝ることにしました。
その頃の日中の気温は46度ぐらいで、夜でも39度ぐらいだったので、39度ではベッドの上でも暑苦しくて寝られないのが普通でした。
しかし、ホームのコンクリートの上で寝ると言うのは、コンクリートのヒンヤリとした感触が直に伝わって来て、とても涼しくて超快適だったのであります。
そういう訳で、夜10時から寝始めて結局翌朝の8時まで熟睡できました。そして、ちょうど8時半ごろに列車が来ましたので、実に気分爽快で列車に乗ることが出来ました。結局列車は10時間以上遅れたわけですが、僕としては大変に快適な出張となった訳であります。