馬鹿と良識がせめぎ合う国アメリカ | Ty Hassyの敢えてwokeなブログ

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弱い者いじめ、差別主義、排他主義、民族主義、排外主義的愛国主義、独善主義に断固反対し、今の社会の在り方や世界観や生き方に、ちょっとだけ新たな視点を提示するブログです。

最新情報によると、あの悪名高きトランプ氏が共和党の大統領候補に指名されそうな勢いです。
 毎回、アメリカの大統領選挙のたびに出てくるアメリカ地図は西と東の両海岸沿いはリベラル派の多いブルーの色で、中央部付近は保守層の多い赤色で色分けされる。
 この保守とリベラルの隠れた闘争というのはアメリカ建国以来のことで、これは世界的にも大きな意味を持ち、隠れたからくりも秘められた重大事なのですが、長くなるのでここでは触れないことにします。
 それにして、今回のトランプ氏の登場はそういう話以前の、馬鹿げた事態としか言いようがありません。
 全然話は違いますが、昔、マクドナルドのクォーターパウンダー(1/4 ポンド=115グラム)に対抗して、ライバル ハンバーガー会社が1/3パウンダー(1/3 ポンド=150グラム)のハンバーガーを売り出したそうですが、全然売れなかったそうです。理由は、ほとんどの人が、1/4の方が1/3より大きいと思っていたからだそうです。これは、ネタではなくて本当の話です。
 あと、前回共和党の副大統領候補になったペイリンというアラスカ州の知事は、アフリカが一つの国の名前だと思っていたそうです。これも、本当の話です。
 このように、日本では小学生でも分かるようなことが、分からない馬鹿な大人が沢山いて、そういう人が副大統領候補にまでなってしまうのです。今回、トランプ氏を本気で大統領にしようと思っている人達もそういう人達です。アフリカが一つの国の名前だと思っている人に国際政治も外交もまともに出来る訳はありません。
 そうかと思えば世界最高の頭脳が集まっているのもアメリカです。このように、今のアメリカは世界最高の馬鹿達と世界最高の頭脳の持ち主と、その間を微妙にうろちょろしている多くの人達が集まって出来ている国だと言えます。
 でも、まあ実際にトランプ氏が大統領になることは無いと思うし、やっぱりアメリカ国民も馬鹿ではない人たちの方が多数派だと思うので、最悪の事態は避けられると思います。
 でも、その差が限りなく縮まっていることも確かです。