安全保障関連法の成立について | Ty Hassyの敢えてwokeなブログ

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悪評高い安保法制が成立しました。

今回の法制成立によってこの世の終わりのごとく怒っている人々もいますが、

僕はむしろこれでで憲法9条はしばらくは安泰だと思って胸をなでおろしています。


最近の世論は(特にネット上では)くとても右傾化していて、憲法9条改正は時間の問題であるかのごとく言われてきましたが、安部さんはじっくりと構えてその憲法9条を改正する方向で動くのではなくて、早急に半ば無理やりに憲法違反を承知で今回の無茶な法案を成立させる方向に動きました。


これは本気の右翼の人から見れば邪道であり一時的にお茶を濁したに過ぎない小手先のごまかし的なやり方です。つまり、今回の法案制定は当分は憲法9条はいじりませんよ!と半ば宣言したようなもので、安部さんは右翼の期待を大きく裏切ったわけであります。


おまけに、ここ二十年来ほどネット右翼の陰に隠れてなりを潜めていた反戦世論が今回の無理な法案制定により一気に表舞台に登場して、今の日本は決して馬鹿右翼ばかりでなく、まともな良識を持って考えられる人々がまだ沢山いたのだということが明らかになり、どっちつかずでいた人達も、馬鹿右翼たちが言うことが今の世論では決して無いことを思い知ったと思います。


これで、自衛隊がアメリカの戦略の片棒を担がされて、どこかで多数の戦死者でも出そうものなら、今回の違憲法制などは直ぐに廃案になると思います。


とにかく、今回の件で憲法9条を改正しようなどという世論は当分下火になると思うので、そう言う意味では「安部さん良くやった!」と言ってやりたいです。本人はその事実に気付いているのかどうかはいささか疑問ですが・・・