幸福の科学出版の最新刊『心の復興』(大川隆法・幸福の科学出版)読みました。
本書は、大川隆法総裁の小冊子『心の復興』(1988年3月発刊)、および、東京小金井公会堂で1988年11月20日に上級セミナーで説かれた「『心の復興』講義」が収録されています。著者32歳の初期法話が復刻されたものです。
1988年3月というと、私が25歳のころです。私が大川隆法総裁の本を読み始めるのは、27,8歳のころなので、1988年3月というと、まだ、大川隆法という名前も幸福の科学という名前も知らないころです。
その後、27,8歳ごろから、63歳になった現在まで、大川隆法総裁の本を読み続けているわけです。
いや、本当に時の流れは早いなと思います。25歳という年齢は、つい昨日のことのように思われます。
まさに、「光陰矢の如し」は真理だと思います。
私は、この『心の復興』は読んだことがなく、初めて読む内容なので、読むのが楽しみでした。
この本には、地上の意味ということが説かれています。つまり、地上は、人間の魂を磨き、鍛えるための修行場であり、価値ある世界である、と説かれています。
これが幸福の科学と仏教が大きく違うところです。仏教では、この世は苦しみの世界であり、この世に生まれ変わらないのが幸せである。二度と地上に生まれ変わらないために修行しなければならないという教えです。
しかし、幸福の科学では、地上は魂を磨き、進化させることができる価値ある修行場である、と地上にも一定の意義を認めています。
もちろん、また、同時に、私たちは本来、霊的存在であり、あの世、霊的世界の住人であり、地上は、あくまで修行のために一時的に滞在している仮の世界だから、執着しすぎてはならないとも教えています。
大川隆法総裁は、この世というのは、外国に留学しているようなもの、とよく言っています。
では、本書から、私に印象に残った部分を引用します。
p22
第三の発見-地上世界には積極的な意味がある
価値観転換のための第三の発見はいったい何であるか。これは、結局のところ、「地上の意味というのが、はっきりとしてきた」ということです。
昔の仏教においては、「とにかく、この世は苦の世界であって、悟りの妨げである。そして、人間の欲があるから、この地上に引き寄せられて出てくるのである。したがって、悟った人は輪廻を超越し、もう二度と地上に生まれ変わってこない。そして、永遠に天国のなかで生きているのだ」という思想があったであろうと思います。
ただ、今、私たちの思想が明らかになって、「この地上というものはいったいどういう意味を持っているのか」ということが分かってきたのです。地上というものは、単なる束縛や、単なる物質界、単なる欲望界、そういう世界ではなくて、もっと積極的なる役割も持っていることが分かったわけです。
その積極的なる役割とはいったい何であるか。それはつまりは、この地上をユートピアにするために私たちが出ているということの発見です。
p43
自分自身のカルマを修整する生き方とは
自分自身のカルマとはいったい何かというと、
いちばん強い傾向、魂のいちばん強い面であります。
この面は、「長所」と「短所」を両方持っているはずです。
この「長所」と「短所」の両面を再検討して、
何をどう修整して生きていくことが、
自分の、より大きな生き方、発展的な生き方、
来世にもつながる生き方になるかどうか、
これを考えてみることです。
単に、「今さえよければよい」という考えではなくて、
来世に富を積むための、来世の蔵に富を積むための、現在であってほしい。
より発展的な生き方であってほしい。
そのように思います。
作用・反作用の法則というものは、三世(過去世・現世・来世)を貫いています。
この三世を貫く法則というものをよく知り、
そして、「良い結果としての過去」を生むための、
「良い現在」をつくっていくという考え方。
これを、もう一度、再評価していただきたい。
このように思います。
