ひとりごと1215(番外1004 学校給食問題③) | 林住期さんのひとりごとブログ

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林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

学校給食問題③

 

学校給食がまた炎上しているみたいです。

なんかね~、嫌な時代になりました。

 

林住期さんが小学生の頃は、

小学校内に調理場がありました。

僕たちが、調理場へ行って、クラス全員の分を運んでいました。

クラスに戻れば、配膳も僕らがやりました。

寸胴鍋から、お玉で、カレーやらシチューやらをすくって、

アルミの食器に入れてクラスのみんなに渡します。

クラスのみんなは、きちんと並んで、給食を受け取ります。

1年生や2年生など下級生の分は、上級生がやってました。

いい制度だと思います。

 

当然、大盛!とか言う子もいて、対応してましたね。

アレルギー等の児童は、ともかく、

好き嫌いは認められません。

嫌いな物でも、時間がかかってでも食べさせられました。

お蔭さんで、林住期さんは何でも食べれます。

 

給食代は、毎月、給食袋にお金を入れて、担任の先生に渡していました。

お金を払わない人なんていませんでした。

給食を拒否する保護者もいませんでした。

 

何が言いたいかって?

 

当時は、どの保護者も、「社会性」に対応できていました。

今の保護者はどうでしょう?

一部でしょうが、

スマホの費用は捻出するのに、我が子の給食代は払わない。

溜まりに溜まっても、悪態ついて、溜まった給食代を踏み倒す。

これって犯罪ではないですか?

 

また、給食の内容に難癖をつける保護者もいるのだとか。。。

うちの子供の嫌いなものを出すなとか。。。

ありえないです。

 

給食費を払わずに小学校6年間を押しきる親、そのあきれた言い分は?

 

 

文句ばかり言うのなら、給食制度を止めましょう。

でもね、もし給食制度を止めたら。。。

きっと、コンビニおにぎりやカップラーメンを

持たす保護者が出てくると思います。

そう考えると、

子供の事を考えると、給食は続けるべきだと思います。

 

次、どんな意見が出てくるか?

給食が必要な人だけ、頼めば良いという意見だと思います。

ただ、覚悟は要りますよ。

給食費は、かなりアップすると思います。

数が少ないわけですから、単価は上がります。当たり前です。

選択肢を設けるということは、最終、経済格差に結局は繋がります。

単価は上がる→生活が苦しい保護者は払えない→益々数が減る→単価がさらに上がる。

経済格差を少しでも小さくしたいのなら、

学校給食制度を維持したいのなら、

少しは社会性も考えて、皆で協力しあうことが必要です。

もう、行き過ぎた個人主義は、ほどほどにしませんか?

 

では、次、こんな意見が出てきます。

学校給食費無料です。

はい、即、反対意見が出てくるでしょうね?

 

先日のブログ(ひとりごと1203(番外994 分断))でも書きましたが、

理由はこれ。↓

 

「なんで私があなたの子どものために」 広がる「子持ち様」批判

 

よその子の食費に私の税金を使わないでください!

 

こういう考え(税金の使い方も多分含まれることでしょうね)の人が増えると、

もう、社会は崩壊です。

そして、

なんでもかんでも行政のせいにする。

なんでもかんでも行政に頼る。いや、やらせる。

 

問題の発生源は、自分たちであることに全く気付いていない。

林住期さんが子供の頃、どこにでもあった隣人愛は無くなってしまいました。

 

日本はもう終わりかもしれませんね。

 

ただ、林住期さんは、消去法で、

学校給食費無料化に賛成します。

 

給食費が払えない家庭に生まれたのは、

給食費を踏み倒す家庭に生まれたのは、

それらを、児童に背負わすのはあまりにも酷です。