学校給食問題③
学校給食がまた炎上しているみたいです。
なんかね~、嫌な時代になりました。
林住期さんが小学生の頃は、
小学校内に調理場がありました。
僕たちが、調理場へ行って、クラス全員の分を運んでいました。
クラスに戻れば、配膳も僕らがやりました。
寸胴鍋から、お玉で、カレーやらシチューやらをすくって、
アルミの食器に入れてクラスのみんなに渡します。
クラスのみんなは、きちんと並んで、給食を受け取ります。
1年生や2年生など下級生の分は、上級生がやってました。
いい制度だと思います。
当然、大盛!とか言う子もいて、対応してましたね。
アレルギー等の児童は、ともかく、
好き嫌いは認められません。
嫌いな物でも、時間がかかってでも食べさせられました。
お蔭さんで、林住期さんは何でも食べれます。
給食代は、毎月、給食袋にお金を入れて、担任の先生に渡していました。
お金を払わない人なんていませんでした。
給食を拒否する保護者もいませんでした。
何が言いたいかって?
当時は、どの保護者も、「社会性」に対応できていました。
今の保護者はどうでしょう?
一部でしょうが、
スマホの費用は捻出するのに、我が子の給食代は払わない。
溜まりに溜まっても、悪態ついて、溜まった給食代を踏み倒す。
これって犯罪ではないですか?
また、給食の内容に難癖をつける保護者もいるのだとか。。。
うちの子供の嫌いなものを出すなとか。。。
ありえないです。
給食費を払わずに小学校6年間を押しきる親、そのあきれた言い分は?
文句ばかり言うのなら、給食制度を止めましょう。
でもね、もし給食制度を止めたら。。。
きっと、コンビニおにぎりやカップラーメンを
持たす保護者が出てくると思います。
そう考えると、
子供の事を考えると、給食は続けるべきだと思います。
次、どんな意見が出てくるか?
給食が必要な人だけ、頼めば良いという意見だと思います。
ただ、覚悟は要りますよ。
給食費は、かなりアップすると思います。
数が少ないわけですから、単価は上がります。当たり前です。
選択肢を設けるということは、最終、経済格差に結局は繋がります。
単価は上がる→生活が苦しい保護者は払えない→益々数が減る→単価がさらに上がる。
経済格差を少しでも小さくしたいのなら、
学校給食制度を維持したいのなら、
少しは社会性も考えて、皆で協力しあうことが必要です。
もう、行き過ぎた個人主義は、ほどほどにしませんか?
では、次、こんな意見が出てきます。
学校給食費無料です。
はい、即、反対意見が出てくるでしょうね?
先日のブログ(ひとりごと1203(番外994 分断))でも書きましたが、
理由はこれ。↓
「なんで私があなたの子どものために」 広がる「子持ち様」批判
よその子の食費に私の税金を使わないでください!
こういう考え(税金の使い方も多分含まれることでしょうね)の人が増えると、
もう、社会は崩壊です。
そして、
なんでもかんでも行政のせいにする。
なんでもかんでも行政に頼る。いや、やらせる。
問題の発生源は、自分たちであることに全く気付いていない。
林住期さんが子供の頃、どこにでもあった隣人愛は無くなってしまいました。
日本はもう終わりかもしれませんね。
ただ、林住期さんは、消去法で、
学校給食費無料化に賛成します。
給食費が払えない家庭に生まれたのは、
給食費を踏み倒す家庭に生まれたのは、
それらを、児童に背負わすのはあまりにも酷です。