ひとりごと0397(番外284 悪さ) | 林住期さんのひとりごとブログ

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林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

悪さ

 

人は、「悪さ」をします。
いたずらレベルから殺人レベルまで。
さすがに、普通は殺人はしませんが。

お店から商品を強奪し、
お金持ちの家へ押し入り、金品を奪う、
腹が立ったら、ボコボコに殴る蹴るの暴行を働き、
女性はおもちゃにされる。

最悪、人を殺してしまう。

ナイフを振りまわし、海外では銃をぶっ放す。

 

軍人は人を殺せば褒められる。

おかしな状況。

核のボタンを押すぞと脅し、

アメリカのカス大統領は、本当にそのボタンを2回も押した。

何十万人もの市民を殺した。

ちょっと行きすぎました。

これは「悪さ」をはるかに超えていますね。

またいつか取り上げます。

「悪さ」をしてもお咎めなしなら、
文字通り、無法地帯に陥ると思います。
人間も動物ですから。。。腕力がすべて。

これって、動物より劣っているんですよね。
動物は基本殺し合いをしない。

「参った」と意思表示すれば、そこまでです。

サルにでも守れているルールです。

でも人間は終わりがない。

「参った」と意思表示すれば、さらにやっつける。

自分の気が済んだ時が終わる時、

相手がどうなろうと関係ない。

自分の気が済むかどうかのみ。


それを防ぐための対処として、人間にも
法律などのルールがあるのだと思います。
でも、これは、「悪さ」をした後の、処罰を定めたものに過ぎないと
林住期さんは思っています。
確かに「悪さ」の抑止力はあると思いますが、
それでも、「悪さ」は無くならないのです。


ルールを守らん者が悪い。
確かにそうですが、
浅くないですか?
そこで、思考を止めてしまっては、
進歩がないですよね。


例えば、道路交通法があっても、
スピード違反なんて常態化してますよ。
反則切符きられても。。。
歩行者は赤信号でも道路を渡ります。
きれいごと言うのはやめた方が良いですね。

スピード違反を取り締まるより、
スピード違反出来ない状況を作り出すように知恵を絞るべきでしょうね。
例えば、わざと道路に僅かに段差を付けてスピードを出させないようにしたり、
推奨するスピードで走らせば、あるリズム(音楽)が聞えるだとか、
外国では、赤信号でイライラしないための工夫をして効果を出しているそうです。

人としてやるべきことは、
取り締まることを主眼に置くのではなく、
人は「悪さ」をする生き物ですから、
起こさせない工夫をすることに主眼を置くべき
だと思っております。

大阪大学の松村先生が研究されている「仕掛学」も
アプローチの一つだと思います。


一旦ここで終わります。


くどいですが、
高梨沙羅選手のことです。

別の批判に対してです。
スーツ検査は抜き取りで見つからなかっただけだとか、
選手は違反かどうかわかっているはずだとか、
そういう物言いは、
高梨沙羅選手に対して、暗に明に失礼だと思いますよ。
ジャンパーとして全力で取り組み、弛まぬ努力の結果として、
手にした
スキージャンプ・ワールドカップで歴代最多の61勝、
歴代最多の表彰台110回、歴代最多のシーズン個人総合優勝4回の
唯一無二の輝かしい実績は、
違反スーツがバレなくて手にした結果だと言ってるのと同じように聞こえますが。。。
批判する人も、彼女の子供の頃からの努力を見てきたでしょうに。


冒涜ですよね。
人は、言葉による「悪さ」もします。

 

動物より劣っているんですよね。

そう思いません?