ひとりごと0323(番外218 読書2/3) | 林住期さんのひとりごとブログ

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林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

読書2/3

 

就職をにらんで、
何を読んでいいやらさっぱりわかりませんでした。
きっかけは忘れてしまいましたが、
確か、三浦綾子氏の「塩狩峠」が最初に読んだ本だったと思います。
有名な本だと思いますので内容は申しませんが、
まあ、三浦綾子氏の本にはハマりました。
小さな本棚に三浦綾子の名前が並びました。

これまたTVドラマでも有名になった、山崎豊子氏の「白い巨塔」。
例の財前教授です。
林住期さんの記憶にある財前教授像は、田宮二郎さん。
里見助教授像は山本学さんです。
卵から生まれたてのヒナのように、最初に見たものが正になってしまいます。
刷り込み?

加藤諦三氏の本へも手を出しましたが、息苦しくなったのも覚えています。

その反動か?
上前淳一郎氏の「読むクスリ」シリーズや、
星新一氏のショートショートにハマりました。

タイトルが思い出せず、
ネットでもまだ探し当てられないショートショート?があります。
記憶が曖昧なので、間違っているところもあるかもしれません。

主人公の女性が魔法?のベルを手にしました。
誰にも相手にされない彼女が、ベルを鳴らすと
多くの人が彼女を取り巻き、彼女は幸せな気分になります。
しかし時が経つと三々五々人が離れていきます。
また、寂しくなった彼女はベルを鳴らしました。
また、人がいっぱい寄ってきました。
また、時が経つと去っていきました。
そしてまた、彼女はベルを鳴らしました。
人は集まり、また去っていきました。
しかし、一人の男性が残っていました。
彼はベルの力で寄ってきたのではありませんでした。
彼女自身に惹かれて寄ってきたからでした。

ベルは、お金でしょうか?
所詮そんなものは無くなれば人は去っていく。
異性同性に限らず、魅力ある人にならなければと思いました。
私の好きなお話です。

つづく