ひとりごと0009(やりがい002)四住期 | 林住期さんのひとりごとブログ

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林住期を生きるおっちゃんの不定期なひとりごとです。

やりがい002四住期

 

前回、仕事のやりがいについての想像を書いてみました。

 

現実は、今の仕事にやりがいがないというわけではないのですが、

なかなか自分が望む結果が出ず、少々悶々としております。

 

またテレビの話ですが、かなり前にテレビ寺子屋という番組で以下の放送を見ました。

2016年1月10日放送 川村妙慶さん(第1967回)

https://www.sut-tv.com/sp/show/terakoya/backnumber/post_330/

第1967回「希望を持てる人生」

全部は書ききれませんので、もしよろしければ、上記サイトへお願い致します。

 

講師:

僧侶・アナウンサー 川村妙慶氏

福岡県生まれ。真宗大谷派僧侶。

関西を中心にラジオ番組のパーソナリティーなどをつとめる。

ホームページで日替わり法話を更新し、メールでの悩み相談にも応じている。

 

 

さる奥様からの悩み相談でした。

夫は今まで一生懸命仕事をしてきました。

退職後、夫と第2の人生を歩もうとしておりましたら、

夫が生きがいをなくしてしまって元気がない。というようなことでした。

 

妙慶さんは、次のことをお話になりました。

 

インドには、『人生には4つの時期がある』という思想があります。

 

1番目は、学生期(がくしょうき)です。

柔らかい草木が風が吹くとなびくように、学ぶのに一番柔軟な時です。(20歳まで)。

 

2番目は、家住期(かじゅうき)といい、勉強したことを生かして家のために働いたり、

親に恩返しをしたりする時期です。(50歳まで)。

 

3番目は、林住期(りんじゅうき)です。

それまでは自己を犠牲にして誰かのために働いてきたが、これからは自分の人生とは何かと、林の中でじっくりと考える時期です。(70歳まで)。

 

そして4番目は遊行期(ゆぎょうき)です。

遊ぶという文字が入っていますが、快楽だけを求めるのではなく、心に余裕を持ちましょうという時期です。

今まで許せなかったことも許し、諦めきれなかったことも「これも人生だ」と、手放すことです。

 

4つのうち、家住期までは上り坂ですが、上り詰めると足元がぐらついてきます。

「有頂天」という言葉がある通り、上り詰めると余裕がなくなります。

ここでお伝えしたいのは下りも大切ですよということです。

メールの男性は、昔、上りを経験したときだけがいい人生だと思っているようですが、

下りで足元を見れば、これまで踏みつけていた大地が、

自分をしっかりと受け止めてくれていたのだと気づきます。。。。

 

四住期という言葉とその意味をこの番組で初めて知りました。

いろいろネットで調べてみましたが、妙慶さんのお話が一番すんなりと理解出来ました。

本当はもっと難しいのでしょうが、凡人の私にはこのくらいがちょうどいいです。

私の場合は、妙慶さんに救われた気がします。

もう決着はついているのにサラリーマン人生のみに囚われすぎていました。

自分の今を、腐らず、諦めず、自分の役割を素直に受け入れて、

仕事も趣味も楽しめるように頑張りまっす。

 

勝手ながら、タイトルをhseahseaから林住期君に変更しました。ブログを完全に理解しないままスタートをきりましたので、今後もいろいろ変わるかもしれませんがよろしくお願いいたします。