先日、教師会がありました。

今学期は、24コマ/週です。担任はありません。

新入生がまだ入国してきていないので、最初の2週は16コマぐらいになりそうです。

 

春分の日から春休みであったことを考えると(非常勤なので、授業がありません)、一人暮らしで身軽とは言え、経済的には黄色信号です。昨年の同時期は介護離職と引っ越しが重なり、かなりまとまった額が出ていきました。生活を考えると、今年中にコマ数を増やすか常勤にならないと数年後に破産しそうです。

 

ただ、前職場を離れたこと(正社員退職)や、引っ越してきたことに対しては、言うまでもなく後悔していません。貴重な時間をいっしょにいることができました。

 

新学期は、4月9日(火) からです。

 

授業が始まると、準備に時間を取られます。それで、できるだけ勉強を進めておこうと気合を入れたので、履修した3科目の精読を既に1周終えることができました。放送教材の視聴・聴取もある程度消化できました。ちょっと気持ちが楽になりました。とはいえ、これで済ませる気はさらさらなく、2周目に入ったり、参考文献に当たったりしたいです(本業の教材研究もしますよ)。

 

また、今期は面接科目が全て当選しているので、普段は授業準備に当てている土(日)が、準備に回せなくなり、その分平日の負担が増す週が多くなりそうです。

 

戦闘、開始(2回目)。

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「初歩からの宇宙の科学」

第01回・第1章~第15回・第15章 視聴と精読/提出型問題(2回目 10/10)・自習型問題(10/10)/過去問[24/30[80%]](23後 9/10)(23前 8/10)(22後 7/10)

 2月中旬から3月中旬ごろ(今期は既に閉講)。

 この科目も、ダイナミックな地球と同様に、履修時は印刷教材だけで済ませていました。やっと視聴できました。印刷教材も再読しました。聞き手は初歩からの化学でも出演なさっていた黒田有彩さんでした。

 

 第14章の相対性理論がわかりません。座標系A(ニュートンの運動の法則が成り立つ)とB(ある速さvの等速度運動をしている)の違いというのは、空間自体の運動量(移動?)が異なる2つの空間では、同じ物理法則(公式等)を当てはめても、違う結果が出てくるという話でしょうか(←そもそも、この説明も“合っている”のでしょうか)。

 

 相対性理論は、初歩からの物理でも扱われていました。いやはや……。

 

 このタイミングで復習したのは下記科目に備えるためでした。

 

「宮沢賢治と宇宙」

第1章~第15章 精読/通信指導問題・自習型問題/第01回~第05回 視聴

 履修科目です。先立って文庫を2冊読んでおきました。『詩集』と『新編 銀河鉄道の夜』。刺さったのは、「永訣の朝」「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」です。1番好きなのは「セロ~」ですが、科目の性質上出番はなさそうです……。

 

 文学読んで、天文学も学べる……こういうのを待っていました。

 

 作品を読んだときは特に印象に残っていなくても、解説を読むと余韻に浸れるというのは得した気分です。天文学に関しては、初歩からの宇宙の科学の復習にもなりました。銀河の進化に関しては、上記科目よりも丁寧に説明している印象です。これは文学的な表現と対照しながらの解説だからでしょうか。

 

「「人新世」時代の文化人類学」

第1章~第15章 精読/通信指導問題・自習型問題/第01回~第10回 視聴

 履修科目です。端島周辺のロケから始まるテレビ教材の第01回を見て感じる高揚感。よく廃墟サイトなどで出てくる建造物ですが、文化人類学という枠組みで語られるとは思ってもみませんでした。物事を総合的にとらえようとする視点は、10代のときに思い描いていた大学の講義です。熱い。

 

 文化相対主義の悲哀・本質主義から存在論的転回への説明があるのですが、ここは日本語学校における学生対応を連想しました。

 

「グリーフサポートと死生学」

第1章~第15章 精読/通信指導問題・自習型問題

 「がんを知る」や「中高年の心理臨床」がタイムリーであったように、この科目もタイムリーになりました。

 

「ビートルズde英文法」

第01回~第15回 聴取/過去問[27/30(90%)](23後 14/15)(23前 13/15)

     I am delighted to be able to study English, listening to The Beatles I used to devour when I was a teenager and in my early 20's. I can still recite some lyrics by heart. They never decay.
     When I was a junior high school student, one English teacher always made students listen to the Beatles’ songs at the beginning of every lesson. I was impressed by this method, and became to love the Beatles. This course reminds me of this teacher.

 

「英語で『道』を語る」

第01回~第15回 視聴/過去問[16/20(80%)](23後 8/10)(23前 8/10)

     In this course review lessons are conducted every two or three lessons, which helps me grasp the gist of its contents.

 

「中国語Ⅱ(’23)」

第01回~第06回 聴取

        虽然作为听写教材开始了这个课目,但是我已经把课文写不下来。普通话感觉生疏了。再练习吧。

 

「食と健康('18)」

第01回~第15回 視聴/第1章~第3章 精読

 この科目も履修時は、印刷教材だけで済ませていました(ダイナミックな地球/初歩からの宇宙の科学とこの科目は同学期の履修です)。この科目の視聴教材は、印刷教材とは違う図表が多かったです。既に「('18)」は閉講となりましたが、「(’24)」のテレビ教材も、各回のタイトルを見る限り、栄養素に関する部分は同じでした。ただし、履修制限がないところを見ると、内容は異なっているのでしょう。

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ブログタイトルを変えました。

(旧)44歳から放送大学で学んでいます

(新)放送大学で学んでいるアラフィフです