HSC専門 繊細ちゃん子育てアドバイザー
青山あさひです
HSCちゃんが
ママに八つ当たりをして、
「ママなんて大っ嫌い!!」
とか
「全部ママのせい!!」
などと言うことはよくありますが、
本心から
そう思っているわけじゃない、
ということは
ママもわかりますよね。
ママのことが大好きだし、
本当は自分のせいだということも
ちゃんとわかっているのが
HSCちゃんです。
ママがHSCちゃんの
セリフだけを聴いて、
セリフにだけ反応をしてしまうと
本心からはどんどんずれていく、
ということがあります。
そもそも、
セリフと本心が違う、
ということなんて
山のようにありますよね。
むしろ、
本心をそのまま
口に出している人の方が
少ないのではないでしょうか。
「気にしなくて良いよ〜」
なんて建前をいいながら、
「ちょっとは気にしてよ!」
って思っていることとか、
「ありがとうございます〜」
と口で言いつつ
「面倒なことしてくれたわ〜」
と内心思っているとか、
大人の世界でも
多々あることですよね。
セリフと本心は、
イコールではないんです。
なので、
セリフに反応をしていると、
相手の本心とずれていき、
「違うのに!!!」と
怒りが湧いたり
ショックを受けたりする、
ということが多く起こります。
先日、
我が家のHSC長女(小6)が
出かける際に私に
「見送りにこいよ!」
と言ったんです。
それに対し、
母がすかさず
「なんて口のきき方するの!」
って叱ったのですが、
母はセリフだけを聴いて
カチン!ときて反応した、
という感じでした。
でも私としては、
この「見送りに来いよ!」は
長女が上機嫌で
ふざけて強く言っている
「楽しさ」の感情を
感じていたので、
本気でカチンときて
注意する場面じゃないんだけどな〜
と思いつつ、
でも以前だったら
私もそうやって
反応してたんだろうな、
と思うと、
自分の感覚の変化も
強く感じた場面でした。
母に注意されても
その時の長女は
機嫌を崩さずスルーして
ニコニコ出かけていきましたが、
そんなつもりじゃないのに
怒られた!
というところで
急に怒り感情が湧いて
そこからギャー!と
崩れていってしまうことも
ありますよね。
セリフだけを聞くのではなくて、
そこにある
感情や本心の方を感じとって
感情や本心の方に
反応をしていくことが
安心を貯めていく
コミュニケーションの
ポイントの一つだなと思います。
いくら上機嫌であっても
親に対して
そんな口のきき方はありえない!
という教育方針があるなら
そこはもちろん
注意をしても良いですが、
本気でカチンときて叱る
必要はなくて、
「それは了承していませんよ」
という態度が伝われば良いので、
「言い方が可愛くないので
見送りませーん♪」
などと
言っておけば良いことですね
セリフ自体よりも、
その奥の感情や本心に
意識を向けて聴いていく、
ということ。
これは結構訓練な気もするので、
地道に心がけていきましょう
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