アルバム曲のドラムを構築していき、今日はスタジオにこもって擦り合わせしながら練習しました。頭の中で構築してパソコンで作ると、生ドラムで叩いた時にイメージと違う場合があるのと、本当に叩けるのか?など。
あとは体に入れてレコーディング時に無駄な時間を省き、クリエイティブな時間にしたいため、最低限のテクニックは体に入れてレコーディングに挑みます。
話は変わり、
卓偉くんが日比谷野音をまたやるとの事です。
あれから僕は20年も経ったのですね。
この間のように感じます。
あの日のドキドキ感は今も心の中にあります。
少しは表現豊かになったかな?理想なドラムや音楽に近づけてるのかな?いやいや、まだまだです。
20年も経ったのに残念ながら納得いくサウンドはまだ手にしていないです。
苦しい20年でした。
しかし、音楽の深みや素晴らしさはあの時と比べてもっともっと知りました。
その方が僕にとっては嬉しい事です。
だから今もドラムで自己表現してるのだと思います。
初めて卓偉くんのレコーディングに参加した"ひとりになることが怖かった"はいまだに好きだと言ってくれる人がいます。
あれは2回ほど叩いて、ファーストテイクを卓偉くんは選んでくれました。
スタッフ含めみんな絶賛してくれ、あの時のみんなの顔は忘れません。
自分もチームの一員として認められた感があり、嬉しかったです。
あの曲は日本旋風摩擦ツアーで神戸公演の楽屋で卓偉くんが作ってるのを横で聞いていました。
ザ・フーのキースムーンみたいに叩いてほしいとオーダーがあったと思います。
僕の中ではデモを聴いた時、なんかロックバージョンの尾崎豊さんみたいだなと感じたので、"泣きながら叩く"を自分の中のテーマとして叩きました。
アドリブでフィーリングのみで叩きました。情熱のみのあのテイクを久々に聴くと、卓偉くんとの化学反応が初々しいです。
道は違えど、お互い音に真剣に向き合い前に進んでいる。いつまでできるか分からないけど、
精一杯自身を表現していきたいと思います。
12/8 下北沢公演
先日の下北公演のフルです。
僕の熱のドラムが伝わると嬉しいです。
見て感じてほしいです。
アンコールはツェッペリンのブラックドッグをやらせていただきました。73年のスクエアガーデン公演のサイズでやったので、レコードより短縮バージョンです。
ロックを感じてもらえたなら嬉しいです。