間違いなくスピードキング でないと出ない音がある。そしてニュアンス。この踏み心地は他のペダルでは決して出ない。もちろん他社のペダルもとても丈夫で良いのですが、このスピードキング は機能的に良いのはもちろん、数々のスーパースター達が愛用していた理由があります。
とてもニュアンスがつけやすく、自分の表現したい事が素直に伝達できる。こっちに委ねられてるというか、自分が浅いと浅い音しか出ない。だから、自分のスキルが上がらないと使いこなせない。
でも、委ねられてるだけではなく、時にスピードキング から教えてくれる事もある。
なんか一言では言い表せない魅力があります。
アソビは半端なくあり、ノイズも激しいのですが、ふくよかで暖かく、ヘビーで優しい音はスピードキング しかでないです。
廃盤になっているので、中古で探すしかないですが、一生付き合っていきたいですね。
長年ludwigを愛用してきましたが、実はスピードキング は避けてきました。永井トシさんにもなんであのキットでスピードキング 踏んでないの?って言われたくらいバランス悪い感じ。僕のキットでludwigが誇るスピードキング を使ってない事がなんか少し残念でした。理由がありました。何故なら壊れやすいというリスクが怖く、現場では持っていけなかった。
けど、3年前からもう我慢できず使い出したら、もうほかは使えなくなりました。これじゃなきゃダメというわけではなく、どんなペダルでも踏めるのですが、僕の出したいニュアンスはダイレクトにスピードキング は出しやすい。あとは僕のヒーロー達がみんな使ってるからっていう理由ですね。レジェンドが感じて踏んでいた感覚も僕も感じたいしその先に行きたい。
優秀なローディーさんにメンテナンスしてもらっているので、現場でも怖くはありません。
自分のセットが持ち込めないライブでもスネア は持っていかず、スピードキング は持っていってます。
それくらい一つでありたいと思っています。
このペダルにはクセがあります。TAMAとは違うクセがあります。重くはありません。割と軽いです。ヤマハみたいな軽さかな?僕はスピードキング の前はdw5000 ダブルチェーンの真円カムを使ってましたが、重いです。でもその重さが慣れて、なんとも安定したプレイができます。音も大きくロックやるには完璧だと思います。僕はなんの不満も無かったし、トータル的に言ったらdwの方が好んで選ばれる理由があると思います。
でも、今まで散々使ったし、レジェンド達と同じペダルでこの先もプレイしたいなと感じてきました。
まだまだスピードキング で表現していきたいし、僕の冒険は続きます。
