先月のリクエストギグが終わり、オーディエンスと作り上げた素晴らしいギグの余韻の中、早速TAKUMAはんからmailが来た。”ボンはん、来月のボンセクションの候補曲ください” キターーーーッ‼︎いよいよだ‼︎この時を待っていた‼︎
昨年から叩かせてもらって、徐々に体にも入ってきた。優しいオーディエンスにも受け入れてもらい、それだけでもじゅうぶんなはずなのに、wyseは僕のセレクトセクション(コーナー)を作ってくれた!
先ずないよね、こんな感じ。笑
wyseの”楽しもう”にはカテゴリーとか型にハマらない柔軟なスタイルがある。それが本当に横にいて楽しい。めちゃくちゃ面白いよ。 次元を超えブチ切れてるもん‼︎笑
任されたからには、確実に盛り上げる‼︎と意気込み、選曲した。
先ずやりたかったのは”プライマル”。
これは絶対にやりたかった。16年目のwyseにめちゃくちゃあってる曲だし、この曲は僕の中でも凄く心に響く曲。僕がこの曲を叩く意味を感じるんだ。
後は正直、オーディエンスが僕のビートで確実にじっとしてられなくなり、体が動き、暴れたくなる曲を選んだ。
祭だからと言って、ただただ楽しいだけではなく、前回同様きちんとリハーサルをおこない、構成を構築していった。前回のバラード中心だったセットリストとは変わり、今回は激しめのナンバーが揃っている。みんなと一つになり笑って、楽しんで、聴けて、暴れて、メリハリのあるギグを目指した。
初日のリハーサルからリョウくんが来てくれた。彼は本当にお祭り男だ‼︎めちゃくちゃ楽しいし、心が広く優しさが滲み出ているアーティストだ。色んな修羅場を生き抜いてきたんだなーと彼の背中を見て感じた。 地元の先輩の彼は常に僕にとっては雲の上の存在だった。でも当時の僕は勝ち負けを意識し、いつかは必ず勝ってやると思っていた。長い月日は流れ、お互い違う道でずっとやってきたけど、共演は僕の中で胸にくるものがあり、めちゃくちゃ熱かった‼︎一緒のステージに立つ意味が僕の中では大きかった。
リョウくんは僕の事は記憶にないほどの無名なドラマーなはずだったと思うけど、僕には彼との共演は自分の音楽人生の中で非常に大きい事だった。
リハーサルもなんの問題もなく、むしろ彼の才能はハンパなかった。色んな事を事前に準備していたリョウくんにはwyseも圧巻だった。これは本番どえらい事なるぞーとそこに居るみんなが感じた。
そして、3日目のリハーサルにはタカくんも来てくれた。彼も大昔から知っている。昔から歌が超絶に上手かった。僕の元メンバーもタカくんと仲が良く、交流はあった。彼の活動は常に耳に入ってきた。確実に自分のスタイルを貫く彼から、自信と信念とパワーを当時から感じた。それは今も変わらなかった。いや、もっともっとパワーアップしてるように感じた。
実際、リハーサルが始まり彼が歌い出した瞬間からそれは明確に伝わった。凄いのは当たり前だけど、その奥の計り知れない深みを感じたんだ。 いつか僕のドラムで思いっきり歌い、ステージに立ってほしい。
そう強く感じた。彼の小さなブレスさえも酔えるものがあった。絶品とはこうなんだなと胸にきた。
リョウくんもタカくんもお互いのスタイルを貫き、表現している彼らから本物の”表現者”を感じた。スタイルは二人とも違うけど、”プロ”を感じた。タカくんもしゃべりがめちゃくちゃ面白く、リハーサル段階でも笑は尽きなかった。これはwyse祭りエグい事なるなと一目瞭然だった。
ひっくるめてwyseって愛されてるな~と痛感した。
そして、いよいよ本番。
梅雨は明けてないのに、真夏のような晴天。
この晴天にピッタリのギグになったのであろうか⁉︎
はたして成功するのか⁉︎
盛り上がったのか⁉︎
一体どーなったんだろーか⁉︎
次回‼︎本番‼︎
乞うご期待‼︎
すんまへん‼︎

