昨日はぼーちゃんリハでした。体調は悪かったですが、演奏にそんなことは関係ありません。ガツンとがんばってきました。 

先日のすばらしいライブを観た後なので、ドラムに対してのインスピレーションも違い、リズムに対して今まで思ってきた感覚が変わってきた。

音楽はもちろん、いい物を沢山見たり体験したりしなければいけないなとつくづく思いました。 

リズムの質をもっと上げなければいけない。レコーディングも近いので少しでもレベルアップしたい。外音を聞いて、なるほど!あのタッチ感ではこう聞こえるのかとか、あのBPMでの早いフィルは潜るなとか、沢山わかった。もちろんPAの関係はわかりますが、あくまでも、演奏者側の視野からこうしなければいけないというのがよくわかった。簡単に言うとリズムがダメだと何やってもダメ。逆にリズムがよけりゃなんでもオッケーでしょ。
今回のマーズヴォルタのドラマーなんて自分と同じ3点セットだった。めっちゃシンプル。ビックリした。前回のドラマー、トーマスは多点セットだったから、難解な楽曲も見事にこなしたのはわかる。でも今回このシンプルセットでどうやってあの楽曲をさばくか楽しみで仕方なかった。
お見事‼やはり斬新でキレよくさばいていましたよ。
多点ならフィルがハデになる。でも、逆いったみたい。シンプルだけど、絶品のリズムとエモーショナル、センスで攻めてきた。一発一発が重く太く、1番自分の好みでもあったので、ガンガン響きまくった‼
自分のセットと違うといえばメインクラッシュが割れてた事かな。もちろん意図があるのはすぐわかった。今回そこにハッとした事が1番の刺激だったかもしれない。
今までシンバルが割れたら捨て、新しい物に交換。当たり前の行為でしたが、割れてたって楽器は楽器。打楽器やもん。叩けば音がなる。そこからインスピレーションが湧き何かが広がるかもしれない。完全に盲点になってました。まず音が先行しなければいけない立場なのに、周りの常識に無意識にとらわれていた。もちろん割れてるシンバルではアンサンブルにならないジャンルもある。しかし、自分はそういう事も考えず、割れたから捨てるという当たり前のような行動に無意識でとらわれていた事に反省。
まだまだそういうのあると思う。海外のアーティストはただ素晴らしい演奏するだけではない。考え方もズバ抜けてる。だから、行動も楽器選びも演奏も違うんだろうな。なんかわかる。国民性もあると思うが、自分はロックを演奏したい。だからこそ、常識にとらわれてはダメだなと痛感しました。
マーズヴォルタのドラマーは割れたシンバルを有効的に使ってました。面白いなーと感心してました。シンバルは少しでもヒビが入ってしまうとサスティーンが伸びなくなる。深ければ深いほど伸びない。パシャーンではなく、パシャみたいな感じかな。
それをうまくマーズヴォルタの音楽に使ったんだね。見事です!
セオドアの重ねシンバルの使い方もシビれたけど、また、一から一つ一つの楽器の役割や特性を知らなければいけないな。

あと、まだまだ聞こえてない音があると感じた。だから質が上がらない。少し角度を変えて研究してみようと思う。今はとにかく聞きたおさなければいけない時期。
少年に戻った様に毎日一日中音楽聴いてますよ。 マーズヴォルタのドラマーのあの真剣で気迫迫るあの表情観た
ら、異常なスキルでただ者ではない事がわかった。 こうしては居られない。見てしまった以上じっとはしてられない。次作がめっちゃくちゃ楽しみになった。発売は来年らしい。我慢できないのでオマーのソロBestが出たのでそれ聴いて我慢します。

途中あやまんJAPANを見た。凄いテンションの試合だった。テレビより下ネタ凄かった。なんか元気でた。

何事も一からの気持ちで
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