しばらくぶりです。入院してました。
僕は阪神大震災も経験した。沢山の被災した方々を間近で見てきた。被災地はこの世のものでは無いと思えるくらいで、人が到底住める場所では無くなっていた。それでも僕は友達を助けに行った。幸い友達は無事だったが家は全壊していた。言葉には出来ない衝撃を受けたのは今もはっきりと覚えている。けして忘れられない事だろう。
僕は大阪に住んでいるので大丈夫だったが、地震がおきた時、何がなんだか全くわからなかった!
隕石が落ちてきたのか?とかミサイルが飛んできたのか?とか宇宙人が攻撃してきたのか?とか、本当に
毎日当たり前の日常が一瞬にして消え去り、体験したことのない朝がやってきた。事態がわかるまでに
時間がかかり、デマがかなりまわった。もう一度地震が来るとか、色んなデマがまわった。
それだけ情報がなく理解するのに時間がかかったのを覚えている。肝心なのは被災されてる方達に情報が入らないという事だ。大阪でも二次災害の悲劇は直撃していた。いつものスーパーは無人。平気で物を堂々と盗む連中、喧嘩が始まりパニックになっていた。何か人間の本質を見た感じがした。学生だった自分にはかなりのショックで人に対してわからなくなっていた。 でも、神戸の方々の強さも同時に見た。人としての温かい心、あるべき姿。それでも前に進もうとする勇ましい姿。自分には人の心に届くような仕事がしたいとその時強く思った。
ドラムしかないと思った。だから情熱だけは誰にも負けない。
家が全壊した友達は笑顔だった。こんな絶望的なのに前に進もうとがんばっている。僕はなまちょろい今までの自分を恥じた。今回の地震で苦しんでいる人達がいる。被災者ではない人達は自分にまず何が出来るのか考えてほしい。みんなで力を合わせれば何だってできる! 寒い日や暑い日、悩み辛く悲しい日。色々困難はある。でもそれは地球で生きてるみんなも同じ。だから、気にする必要はない。明日はまた晴れる。ひとつひとつ、一秒一秒一生懸命生きる事が素晴らしく大事な事だと思う。
先日からの入院生活に今日でピリオドを打つことになった。生まれ変わった気がする。
入院なんて中学の盲腸の手術以来だ。毎日家にじっとしてられない自分にとっては地獄の様な日々で
あまりあまるほどの時間があった。自分を芯から見つめなおした。迷いをすて揺るがない決心もし、弱い自分におさらばした。僕はドラムをたたく。自分が自分であるために。
英語の勉強もまだなんとかがんばってます 汗 過去や未来やら、do,does,was,wereやらなんとかなんとか、、、、、、、。