気象庁の火山噴火予知連絡会が昨年で終わりになり、新しい文部科学省の火山調査研究推進本部が発足したのを記念してシンポジウムが開かれたのでzoomで視聴した。4人の元火山噴火予知連絡会委員長が1人30分で話されたが、私も噴出物調査に出掛けた噴火について知らなかった情報を沢山聞く事ができた。多分文書として残されると思うが是非読みたいものだ。
 最初の挨拶の後、気象庁の菅野課長から予知連絡会の歩みについての解説があった。最初の頃の永田武、下鶴大輔先生はお亡くなりになられている。
 3代目の井田喜明先生の時は伊豆大島1986-87噴火、雲仙岳1990-1995噴火、有珠山2000年、三宅島2000年噴火、と忙しかった。4代目の藤井敏嗣先生の時は浅間山2004年、霧島2011年、最多の犠牲者を出した御嶽山2014年噴火など。観測手法の発達も著しいが、地下のマグマの動きを判断し予測するのはなかなか難しい。5代目の石原和弘先生、相変わらずお元気。予知連発足時についた助手になられたとの事。各大学で火山観測所が設置されて行った経緯など興味深い。第6代の清水洋先生の話は当方の都合で充分聴けなかったのは残念。
 久しぶりに各種の噴火情報の話を聞け、先生方のお元気な姿を見ることができて有難かった。