昨日はお昼に大学教養部時代に良く一緒だった大阪近郊在住のAさんと西宮北口でお喋り.きっかけは年賀状に一度会いませんかと書いてあったのに気付き連絡を取った.

 

教養部時代は第二外語クラスが一緒でもう一人のBさんと三人でお昼したり,山登りに行ったり(6人で日光・尾瀬3泊4日とか,Nさんが女友達2人を誘って4人で丹沢縦走とか),私の卒論フィールドの屋島に来て下さったり,一度はAさんのご実家に伺ったこともあった.クラス担任のM先生の話も出たが,AさんBさんは授業以外の生化学の輪読会みたいのもやっていたとのこと.私は生物は苦手だった.

 

Aさんは薬学部の修士を出られた後,会社に入られたが,78年にP博士,80年にM博士号を取得されその後2年間米国大学に留学されている.論文も高IF雑誌等に70報余りとのこと.2000年頃からは会社の中心の役職を数年前までされていたそうで頭が下がる.

 

私は大学しか知らずに年取ってしまったが,アカデミックでも十分な活動をしながら会社運営の苦労の話を聞くと何倍も働いてこられたことが判り,逆に自分がいかに守られて安楽な環境で過ごしてきたかが判りそれだけでも会った甲斐があったと思った.

 

学生時代より一層スマートでシャープな印象だったが,お互い70後半でだいぶしんどくなってきたタイミングで会えて良かった.