今日は9時からのフラッシュトークと午後コアタイムは10件ほど覗いてみた。

P2-01 小園ほか、新燃岳2011. 2018噴火で、測地学的体積変化量と噴出マグマ体積から、9.8km深のマグマ溜まりでは殆ど発泡してなかった、との事。パラメータが多く、なかなか理解が追いつかない。噴出マグマ体積の発泡度はどの程度誤差があるものか?

P2-08 火山噴気高の季節変化。
那須岳と御嶽では、周年変化が逆になっている。理由は?

P2-09 藤田・小園・中道、溶岩流ドリルマップの空間分解能依存性。
溶岩流シミュレーションで、グリッドのサイズを変えると到達距離がかなり変わるとの事。

P2-11 石嶺、国際データベースを利用した、日本国内における火山災害による犠牲者発生要因の検討。Brown et al(2017)J Applied Volcanologyのデータベース、日本国内だけを取り出すと傾向が異なる。少数例だから?

P2-15 橋本、有珠山頂火口原の長期的冷却帯磁。1910. 1943. 1977. 2000、浅所貫入。帯磁中心は熱収縮中心とはズレる。

P2-16 不破・宮村、有珠山でのマグマ貫入速度による噴火予測。深さ2km迄の上昇速度でその後の噴火様式が決まる。ムム。

P2-20 五十嵐・佐藤・伴、蔵王火山、御釜火口形成時のテフラの岩石学。下から白色層、青灰色層、黒色層。pl csd各5個ずつ位。

P2-30 図子田・前野、浅間山16ka大規模プリニー式噴火?800-900℃、H2O=4-5%. 1.3, 1.5 km^3.

P2-33 安田・田島、富士山の深部マグマ供給系。2900年前の御殿場山体崩壊後、浅く水に乏しいマグマの噴出。今書き中との事。

P2-39 宮下他、伊豆大島1986年噴火のBスコリアのマイクロライト。pl/cpx. melts計算。

P2-40 吉田他、伊豆大島1986B噴火の斑レイ岩。3タイプ。浅所貫入ダイクの残り。

今学会は、口頭97件、ポスター80件、なかなか追いつけなくなってきた。