最後の10分と討論の一部を聞いただけですが,この分野の状況を少し理解.

 

オマーンオフィオライトのマントル部分の酸化還元状態を多くの試料について求めマッピングがされている.

 

ΔFMQで大半は-1から+1の間に入るが,少し地域的な変化があり,-1に近い下部から+1に近い上部への変動がある.

これらは,全岩のZn/Feと正相関,V/Sc比とは逆相関していてきれい.但し,LILEとの相関は分からない.

 

変動の原因としては,元々の変化?,上部熱水循環による酸化,下部からの沈み込み堆積物からの熱水での還元,等が考えられるようだ.

 

オマーンでもジルコンU-Pb年代が良く測られているようだ(Rioux et al.).

 

 

今見たら11:10始まりだったとのこと.11時頃Zoomで何度かアクセスしたが立ち上がらず,勘違い.


ps  11月24日にyontubeで最初から聞けました。講演は方法論的な内容が多かったけれど、質問、議論はもっぱら、マントルの酸化度の変化の理解。