先日採取した尾立石(おたちいし:議院石)の薄片と顕微鏡写真です.
薄片写真は幅約24mm,顕微鏡写真のスケールは1mm.
今回の中では一番典型的な尾立石.カリ長石,石英,斜長石,黒雲母,角閃石,燐灰石,褐簾石,ジルコン,など.

カリ長石(微斜長石)の絣模様の双晶が顕著.パーサイトもそこそこある.斜長石の累帯構造もシャープ.

褐簾石の累帯構造(右下をクリックして拡大してみてください).

少し堆積物が関与したような層状な組織を示す部分(きわめて稀).

ZirconはPleochroic haloを少し示すが粒径が小さい.

ペグマタイト質な部分(大変稀)

全部がそうだというわけではないが,カリ長石の中に石英がパッチ状に含まれている(⇒文象組織ですね:510さんのご指摘)

方位を少し変えて撮ったもの.
