昨晩は高森町に泊り、今朝はまず国見岳流紋岩が出る崩野峠へ。大崩山コールドロン形成時の大規模火砕流堆積物で、強溶結。

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斑晶が20%余り。最近気付いた、高橋正樹ほか(2014)日大文理自然研紀要によると、国見岳流紋岩はSiO2=75%程度で均一で大崩山深成岩の方が組成がはるかに多様。http://www.chs.nihon-u.ac.jp/institute/nature/kiyou/2014/pdf/2_10.pdf

次は日之影川に少し出ている大崩山深成岩体。最初は環状岩脈をなす斑岩。日之影川沿いにはあちこちで阿蘇の溶結凝灰岩のブロックをみる。後で行った山一つ超えた鹿川では殆ど見なかったので、1000m余りの尾根を超えるのがけっこうシンドかったようだ。日之影川沿いの花崗岩は岩体の頂部が露出していて、アプライト質から優白色花崗岩、黒雲母に富む中粒花崗岩、砂岩やハンレイ岩のxenolithが含まれていたり、岩相の変化がある。日陰谷林道に入ったら、基盤のshale(hornfels)(左側)と優白色中粒花崗岩(右側)の境界があった。一応,貫入境界のようだ.

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ぐるっと廻って鹿川に入るといきなり巨岩の尖塔が現れビックリ。環状岩脈の斑岩が作る比叡山と矢筈山で、標高は700m台だが、200-300mの絶壁でなかなかの迫力。

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そのあと、釣鐘谷橋の西詰に車を置いて、川沿いの道でホルンフェルスから花崗岩を見て行く。ほぼ同じ標高だが、境界近くで細粒で離れると中粒、粗粒のように見えた。約1時間かけて延岡へ出る。天気は14時位迄は降ったり止んだりでそれ以降は曇のち晴。暖かい一日だった。

ps
そういえば、このブログの8歳の誕生日でした。