宿は千葉みなと。朝7時40分に出たら8時15分頃には会場に着く。
ポスター2枚を貼っていたら、TMさんが来て少し話す。レオロジーも固体+液体だけでなく、3相のレオロジーだと、結晶の存在で気泡の合体が促進されて、Shear concentrationが生じて脱ガスが容易になる話。噴火プロセスには重要な話。尤も、夜飲んでいてIBさんの話だと昨年秋のAGUでCarrichiのグループが同様の実験の発表があったとか。先端はいつも競り合う。
活動的火山のOralの会場に少し遅れて行く。Nakadaさん、いつもながら判り易くよくまとまった話。噴火過程が良く定量的に把握されている。Ukawaさん、防災科研の結果、噴出量は3×10^7m^3で地震研の結果と同様。Geshi,Furukawaは産総研の結果。Suzukiは岩石学の詳細。Hashimotoさんの火山灰移流・拡散の計算機実験。海にでた火山灰の量を知りたかったが聞けなかった。Landsatの映像を見るとかなりの量が外へ出ているように見えるのにその点の議論はポスター(Hasenaka)でもあまり意識して議論されていなかった。
午前の後半はポスターを見て廻る。Kozonoさん達のポスターは噴火様式のサイクルの説明にj必要な条件を説明してもらったが、初期に複数回のサブプリニー式を繰り返すモデルについてはまだ適当なものが提出されていないようだ。有珠1977やMt.StHelensでも最初のプリにアンは複数回やっているのに、それが何によって決まっているか議論されていない。
自分のポスターは、同じテーマで数件、産総研、地震研、九大等が良くやっていてかなわない。含水量分析はHokkyodaiでやってもらったデータは他には類似データがなかったが、EPMAワークはかなわない。ただ、観覧石の周囲の反応縁にあるシンプレクタイトは興味を持つ人が居てよかった。富士のポスターは自分も殆ど居なかったので出した意味は殆どなかったか。作成途中でもう一息モデルを改善するべき点を気付いたのが良かった。
午後は「真の大陸成長」と「活動的火山」を行ったり来たり。後者では、再来年のIAVCEI会場の桜島について地球物理と岩石学のコラボの詳細な検討結果。なかなか具体的な描像を描くのは容易でなさそうだが、出来る範囲のことは徹底的にやってある印象。小規模で繰り返される現象についての理解は進むが、大規模なまれな現象の理解がどうしても遅れるようだ。
セッション会場が異なると議論の雰囲気も異なるが、「大陸成長」を聴いていると、現在では島弧地殻は容易に沈み込んで、密度バリアの300-700㎞の深さで第二大陸地殻の層?を作ることが具体的に検討されている。高圧物性計算からの密度や物性に基づく計算と地質学的な検討、地震学的なトモグラフィーや反射面等を総合化するとかなりの量の地殻物質(TTG)がマントル遷移層にたまっている可能性があり、それをどのように裏付けるかが問題のようだ。その物質は放射壊変熱を有しマントル対流を起動する。Maruyama氏、面白かったが、消え行く老兵、とか言ってやや弱気?若手は知らない人達がなかなか頑張っている。
夜は半分は昨日を同じメンバーでこんどは東北のお店。