防災科研の富士GPSを見ると、FJMH-FJ6VやFJMH-FJ5Vが3月11日を境に伸張しているように見える。前者は10日間で5㎝/16㎞なので、3*10^-6の歪で短時間の割に結構大きい。
 
以前このブログでも取り上げた昨年火山に出た論文では1年で2*10^-6程度の歪だったので、歪速度としては20倍位。大丈夫だろうか?
 
普通岩石は10^-5の歪量で破壊されるので、今のペースでいくと30日余りしかもたない。
 
マグマ溜りが南側にあるというよりも、より深部のマグマ溜りから南側に貫入したと考えた方が良い。3月11日の巨大地震で富士付近は東西伸張だったので、南北に貫入するのは大いにありうる。
 
地震振幅のデータを見ても、3月15日の余震なのかどうか、ほぼ連続的に同じ規模で続いている。
 
貫入だけで済んでくれれば良いが、最悪ケースで南側に出ると富士ハザードマップだと東海道が切られてしまう。
 
いったん'有り得ないこと'を見てしまうと、将来何が起こるかについて「常識」のタガが外れてしまう。