

カリ長石巨晶を含む花崗岩の記載で,前に気付いたJohnson Glazner (2010)cmpを時間の合間に眺めてみた.基本的にマグマから晶出したが,結晶作用の後期(結晶量50%以上)でソリダスに近い温度で,繰り返しマグマ貫入により加熱されることにより粗粒化が進行したことが述べられている.一種のOstwald ripeningで,岩体の中の一部で特に粗粒化が進行しており,その部分で粗粒化の条件(途中で温度があまり下がらない)(図11)が満足された,という考え.ただ,ほぼ均一な組成で繰り返しの加熱過程の具体的な中身がどのようなものであったのかは議論されていない.Baの累帯構造がきれいだ(図10).