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雲仙岳91年溶岩中の斜長石のBSE像。明るい部分がCaに富みより高温で晶出した部分。全体としては中心付近がCaに富みパッチ状に部分溶融している。外側へ向かい、所々で不連続な逆累帯構造(外側がCaに富む)を示しながら、全体としてはCaに乏しく(Naに富んで)いき、最後に結晶の外縁部がCaに富んでいる。このリムの部分はMg, Feの濃度が高く、高温は苦鉄質マグマの混合が噴火前に生じたことを示している。内部のCaに富む部分はMg,Feは低く、恐らく低温マグマ中での元素拡散(800℃で数100年)で元々高かったものが低くなったと考えられる。