【世紀東急(1898)、上期、一転黒字見通しで続急騰】

  6日11時、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益を従
  来予想の2.4億円の赤字→3.4億円の黒字(前年同期は13.2億円の赤字)
  に上方修正し、一転して黒字見通しとなったことが好感された。売上
  が計画を下回るものの、建設事業、製造・販売事業におけるコスト管
  理の徹底などによる採算改善や経費削減が奏功した。なお、通期業績
  見通しについては9日予定の第2四半期決算時に公表するとしている。
  6日付の一部報道が「4-9月期の営業損益は3億円前後の黒字になっ
  たもよう」と報じていたが、会社側の正式発表を受け、買いが加速し
  た。引けは9円高の55円。

 【旭硝子(5201)、通期業績を上方修正で急反発】

  5日に決算を発表。09年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常
  利益は前年同期比68.1%減の404億円に落ち込んだが、併せて通期の同
  利益を従来予想の300億円→700億円(前期は1097億円)に大幅上方修正
  したことが好感された。液晶パネル用ガラス基板の出荷が想定を上回
  るほか、自動車向け板ガラスの販売数量が回復することが寄与する。
  また、値戻しに取り組んでいる欧州の建築向け板ガラスの販売価格が
  上向いたことも利益を押し上げる。発表を受け、野村証券が5日付で
  投資判断「1」を継続し、目標株価を960円→1150円に引き上げたこと
  も買いに拍車を掛けた。引けは50円高の815円。

 【NEC(6701)、クラウド投資向けの増資で急反騰】

  6日寄り付き後、公募増資と追加売り出しに伴う第三者割当増資で最
  大1339億円を調達し、成長分野へ投資すると発表したことが買い材料
  視された。最大で発行済み株式の28.3%にあたる5億7500万株の新株
  を発行する。調達資金は有利子負債の返済など財務基盤を強化するほ
  か、成長分野であるクラウドコンピューティング事業への開発投資や
  次世代ネットワーク開発、グリーンテクノロジー分野の設備投資に充
  てる。新株発行による希薄化は懸念されるものの、将来有望な分野へ
  の積極的な投資を好感する買いが優勢となった。引けは25円高の273円。

 【パイオニア(6773/100株)、上期が赤字幅縮小で急反発】

  5日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終
  損益が408億円の赤字(前年同期は440億円の赤字)と赤字幅が縮小した
  ことが買い手掛かり。カーナビやカーオーディオなど主力のカーエレ
  トロニクスは国内、欧米で振るわなかったが、中国でOEM向けが伸
  長。人員削減や生産拠点集約などにより原価率が改善したほか、撤退
  するプラズマディスプレイの特許権売却益も貢献した。また、UBS
  証券が5日付で投資判断を「セル(売り)→ニュートラル(中立)」、目
  標株価を200円→240円にそれぞれ引き上げたことも支援材料。引けは
  20円高の246円。

 【メイコー(6787・JQ/100株)、上方修正と新工場建設で続急伸】

  5日、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予
  想の4.2億円→11.1億円(前年同期は32億円)に上方修正したことが買い
  材料。エコポイント制度やエコカー減税などの景気対策を背景に、主
  力のプリント配線板が薄型テレビや車載向けに好調だった。構造改革
  実施に伴う固定費や原材料費の削減なども利益を押し上げた。上期業
  績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の13.3億円→27億円(前期は
  9.5億円)に上方修正。また、一部報道が6日付で「同社は100億円を投
  じて中国にプリント基板の新工場を建設する。11年に建設を開始、12
  年に稼働させる」と報じていたが、前場に会社側が正式発表をしたこ
  とで買いが加速した。引けは150円高の1965円。

 【シスメックス(6869/100株)、通期業績を上方修正で続急伸】

  5日後場に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結
  経常利益は前年同期比3.4%増の70.2億円に伸び、併せて通期の同利益
  を従来予想の130億円→150億円(前期は129億円)に上方修正したことが
  改めて買い材料視された。中国で主力の血球数計測装置の販売が好調
  で売上高が計画を若干上回るほか、経費抑制による販管費の減少など
  が奏功する。なお、下期の想定為替レートを1ドル=95円→90円、1
  ユーロ=125円→130円に変更した。株価は一時4500円まで上昇し、年
  初来高値を更新。引けは300円高の4350円。

 【ニプロ(8086/100株)、上期業績の上方修正・増配で急反発】

  5日、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予
  想の52億円→69億円(前年同期は69.3億円)に上方修正したことが買い
  材料。医療機器部門が堅調だったほか、合理化や経費削減などが寄与。
  為替レートが計画よりも円安で推移したことも利益を押し上げた。業
  績好調に伴い、第2四半期末配当を従来予想の21.5円→23.5円(前年同
  期は32円)に増額したことも支援材料。なお、通期の業績予想について
  は、詳細内容を精査中であり、11日の第2四半期決算発表時に公表す
  る予定。引けは122円高の2030円。



 【ミツミ(6767/100株)、上期不振・通期下方修正で続急落】

  5日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常
  利益が前年同期比67.0%減の52.3億円に大きく落ち込み、併せて通期
  の同利益を従来予想の111億円→80億円(前期は176億円)に下方修正し
  たことが売り材料。カメラモジュール用アクチュエーターは堅調に推
  移するものの、携帯電話や任天堂(7974・大)のゲーム機向けの機構部
  品が低迷し、自動車向け高周波部品なども振るわない。販売価格の下
  落や為替の円高基調も利益の重しとなる。引けは109円安の1631円。

 【T&D(8795/50株)、希薄化が警戒され急反落】

  5日、1200億円を上限とする普通株の発行枠を登録すると発表したこ
  とを受け、株式価値の希薄化を警戒する売りが殺到した。発行登録の
  効力が発生する11月13日から2010年11月12日までの間に、公募調達を
  実施する予定で、発行額は未定。調達資金は借入金の返済などに充て
  る。なお、同社は3月、公募増資などで576億円を調達したばかりとあっ
  て、市場ではネガティブサプライズと受け止められた。引けは255円安
  の2115円。


 ■上下落率・出来高・売買代金ランキング(東証1部)
……………………………………………………………………………………………

  値上がり率上位15位         値下がり率上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 1898 世紀東急    +19.56  1) 6793 山水電     -16.66
 2) 6701 NEC     +10.08  2) 5912 日本橋     -15.52
 3) 6773 パイオニア   +8.84  3) 4671 ファルコ    -12.65
 4) 5352 黒崎播磨    +8.02  4) 8795 T&D     -10.75
 5) 4756 CCC     +7.87  5) 7248 カルソカンセ  -10.46
 6) 9479 インプレス   +7.76  6) 6997 日ケミコン   -9.43
 7) 1884 日道路     +7.57  7) 7993 サンウエブ   -8.33
 8) 2501 サッポロHD  +7.55  8) 4776 サイボウズ   -8.02
 9) 6869 シスメックス  +7.40  9) 6885 ミヤチテクノ  -7.94
 10) 3104 富士紡HD   +6.62  10) 8038 東都水     -7.73
 11) 5196 鬼ゴム     +6.55  11) 8572 アコム     -7.45
 12) 5201 旭硝子     +6.53  12) 8515 アイフル    -7.24
 13) 8086 ニプロ     +6.39  13) 8933 NTT都市   -6.98
 14) 5706 三井金     +6.03  14) 6731 ピクセラ    -6.92
 15) 3443 川田テク    +5.56  15) 6767 ミツミ     -6.26

  出来高上位15位           売買代金上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 6764 三洋電     142036  1) 7203 トヨタ     38271
 2) 6701 NEC     109924  2) 6701 NEC     29251
 3) 8411 みずほFG   104631  3) 6502 東芝      24690
 4) 6502 東芝      48050  4) 6764 三洋電     24609
 5) 6501 日立      47624  5) 8306 三菱UFJ   22553
 6) 8306 三菱UFJ   46754  6) 8604 野村      19722
 7) 8604 野村      31121  7) 8316 三井住友FG  19661
 8) 5401 新日鉄     24755  8) 8411 みずほFG   18762
 9) 9205 JAL     20571  9) 7267 ホンダ     17631
 10) 6508 明電舎     20535  10) 8591 オリックス   16155
 11) 1808 長谷工     17815  11) 6501 日立      14313
 12) 7011 三菱重     17603  12) 7751 キヤノン    14090
 13) 8564 武富士     17336  13) 6758 ソニー     13222
 14) 7211 三菱自     16563  14) 8058 三菱商     13222
 15) 6674 GSユアサ   16312  15) 6674 GSユアサ   12686
 【国際石開帝石(1605/1株)、業績上方修正で続急伸】

  4日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常
  利益は前年同期比59.7%減の1933億円に大きく落ち込んだが、併せて
  通期の同利益を従来予想の2960億円→3720億円(前期は6161億円)に上
  方修正したことが好感された。上期は原油価格や天然ガスの販売価格
  が前年同期と比べて大幅に下落したことが響いた。下期は、想定為替
  レートを1ドル=95円→90円に変更したことが収益圧迫要因となるが、
  原油価格(ブレント)の想定を1バレル=55ドル→65ドルに引き上げた
  ことが大きく寄与する見通し。また、前日のニューヨーク原油先物相
  場が続伸し、期近の12月物が一時1バレル=81.06ドルまで上昇したこ
  とも買いに拍車を掛けた。引けは4万円高の79万6000円。

 【ADワークス(3250・JQ/1株)、業績上方修正でS高】

  4日、10年3期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想
  の1億6000万円→1億9400万円(前年同期単独は7200万円)に上方修正
  したことが買い材料。中古マンションで買い取り価格が3-5億円前
  後の少額物件に特化し、仕入基準の厳格化や物件の早期販売を進めた
  ことで採算が改善した。また、中古マンションを対象としたリモデリン
  グ事業における仕入や新築戸建分譲事業での用地取得が順調に進展。
  第3四半期(10-12月)以降に販売が集中することから、通期の同利益
  を従来予想の2億5000万円→3億4200万円(前期単独は5100万円)に上
  方修正した。引けは2200円ストップ高の1万7910円。

 【仁丹(4524・東2)、経口ワクチンの改良特許出願で続急騰】

  4日、神戸大学医学部感染症センター、石川県立大学生物資源工学研
  究所、京都薬科大学の研究グループとビフィズス菌の表層にさまざま
  な感染症の病原体の抗原を提示する独自の遺伝子発現システムを開発
  し、その成果を特許出願したことが買い材料。同システムでは既出願
  特許よりも抗体産生量が10倍以上に高まる。また、病原体に応じて抗
  原を発現させることにより、インフルエンザのほか腸チフス、コレラ、
  マラリアなどの感染症を予防する経口ワクチンとしても期待される。
  なお、今期業績への影響はないが、今後、国内外の医薬品メーカーと
  のアライアンスを進め、新たな医薬品の製造技術として確立を目指す。
  引けは37円高の290円。

 【愛知機(7263)、通期業績を上方修正で続急伸】

  4日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常
  利益は前年同期比54.6%減の18.8億円に大きく落ち込んだが、併せて
  通期の同利益を従来予想の21億円→53億円(前期は32.9億円)に大幅上
  方修正し、一転して増益見通しとなったことが好感された。上期は日
  産自(7201)の中近東、欧州、ロシア向けエンジンの搭載数が減少した
  ことやトランスミッションの不振が響いた。下期は売上が回復する見
  通しで、合理化の推進も寄与し、利益を押し上げる。引けは19円高の
  294円。

 【フジシール(7864/100株)、業績上方修正で続急伸】

  4日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常
  利益が前年同期比21.8%増の50.3億円に伸び、併せて通期の同利益を
  従来予想の65.5億円→71億円(前期は60.5億円)に上方修正したことが
  買い材料。シュリンクラベルは国内で飲料業界向けに販売不振だった
  ほか、北中米、欧州でも売上減となったが、工場の統廃合や経費削減
  プロジェクトの強化、歩留まり改善などが寄与。北中米での機械売上
  の拡大、ズロチ安によるポーランド工場の原価低減効果なども利益を
  押し上げる。引けは106円高の1940円。

 【日テレ(9404/10株)、業績上方修正で大幅続伸】

  5日昼、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来
  予想の38億円→103億円(前年同期は32.9億円)に大幅上方修正したこと
  が買い材料。主力のテレビ放送事業は市況低迷により広告収入が伸び
  悩むが、番組制作費など全ての費用項目について削減努力を進めてき
  た効果が表れる。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の
  142億円→185億円(前期は162億円)と、一転して増益見通しに上方修正
  した。引けは400円高の1万2340円。

 【日本通信(9424・HC/1株)、「通信内蔵PCをパナと発売」でS高】

  一部報道が5日付で「パナソニック(6752)は同社と組み、無線データ
  通信機能を内蔵した法人向けノートパソコンの新製品を今月下旬発売
  する」と報じたことが買い材料視された。報道によると、パナソニッ
  クはMVNO(仮想移動体通信事業者)支援事業を手掛ける同社と連携
  し、独自の通信サービスを提供したい通信事業者にパソコンとセット
  で売り込むとしている。大手携帯会社と比較して安価な通信料金とす
  るもようで、販路を開拓したい考え。報道を受け、同社業績への寄与
  を期待した買いが殺到した。引けは1000円ストップ高の1万0700円。



 【理想科学(6413/100株)、最終赤字拡大で続急落】

  4日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終
  損益は94.7億円の赤字(前年同期は1.9億円の黒字)に転落し、併せて通
  期の同損益を従来予想の92億円の赤字→102億円の赤字(前期は6.4億円
  の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなったことが売り材
  料。国内や海外先進国で高速カラープリンターの販売が好調に推移す
  るが、デジタル印刷機の販売低迷や厚生年金基金脱退に伴う約60億円
  の特別損失が響く。引けは101円安の936円。

 【三洋電(6764)、TOB価格に失望売り殺到し続急落】

  4日、パナソニック(6752)がきょう5日から同社に対しTOB(株式公
  開買い付け)を開始すると発表。買付価格が従来の予定通りの131円と
  足元の株価水準(4日終値216円)を大幅に下回るものとなったことから、
  同価格の引き上げ期待で買っていた向きの失望売りが殺到した。TO
  B期間は12月7日まで。大株主の米ゴールドマン・サックスグループ
  など金融3社が合計50.13%分の応募契約をすでに結んでいるためTO
  B成立は確実で、12月中旬には同社の子会社化が完了する予定。連結
  売上高は約9兆5300億円(09年3月期実績の合計)と、日立(6501)と肩
  を並べる国内最大級の総合電機グループが誕生する。引けは44円安の
  172円。


 ■上下落率・出来高・売買代金ランキング(東証1部)
……………………………………………………………………………………………

  値上がり率上位15位         値下がり率上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 5912 日本橋     +24.21  1) 8577 ロプロ     -50.00
 2) 6793 山水電     +20.00  2) 6764 三洋電     -20.37
 3) 8564 武富士     +19.02  3) 6413 理想科学    -9.73
 4) 8574 プロミス    +14.57  4) 8571 NIS     -7.89
 5) 6856 堀場製     +11.16  5) 8907 フージャース  -7.67
 6) 6731 ピクセラ    +10.66  6) 5606 旭テック    -7.40
 7) 8519 ポケットC   +8.47  7) 6707 サンケン    -7.20
 8) 6794 フォスター   +7.98  8) 1847 イチケン    -7.14
 9) 7250 太平洋工    +7.65  9) 6801 東光      -6.97
 10) 8572 アコム     +7.54  10) 5453 洋鋼鈑     -6.77
 11) 4061 電化      +7.09  11) 6376 日機装     -6.70
 12) 7263 愛知機     +6.90  12) 4092 日本化     -6.69
 13) 6791 コロムビア   +6.06  13) 7908 KIMOTO  -6.63
 14) 1826 佐田建     +5.88  14) 2211 不二家     -6.50
 15) 7864 フジシール   +5.77  15) 4098 チタン     -6.43

  出来高上位15位           売買代金上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 6764 三洋電     330123  1) 6764 三洋電     58428
 2) 8411 みずほFG   81090  2) 8604 野村      34404
 3) 8306 三菱UFJ   57501  3) 8306 三菱UFJ   27934
 4) 8604 野村      54746  4) 8591 オリックス   24383
 5) 6502 東芝      44993  5) 6502 東芝      22622
 6) 7201 日産自     30085  6) 8316 三井住友FG  21835
 7) 9205 JAL     28992  7) 7203 トヨタ     21699
 8) 1808 長谷工     21968  8) 7267 ホンダ     20681
 9) 6701 NEC     21822  9) 7201 日産自     20241
 10) 5233 太平洋セメ   19746  10) 8058 三菱商     14933
 11) 5401 新日鉄     19712  11) 8411 みずほFG   14740
 12) 6501 日立      18618  12) 7751 キヤノン    14447
 13) 7261 マツダ     18613  13) 9983 ファストリ   13055
 14) 6632 JVCケンウ  18260  14) 8574 プロミス    11878
 15) 8515 アイフル    18072  15) 9020 JR東日本   11736



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 【サカタINX(4633)、上期一転増益で大幅続伸】

  2日、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予
  想の10億円→19.5億円(前年同期は12.5億円)に上方修正し、一転して
  増益見通しとなったことが買い材料。円高の進行により売上高は前回
  予想を下回るが、グループを挙げて取り組んだコスト削減策が順調に
  進捗した。上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の20億円
  →34億円(前期は14.6億円)に上方修正した。なお、第2四半期決算は
  11月6日に発表予定。引けは16円高の369円。

 【日製鋼(5631)、業績の上方修正でS高】

  2日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常
  利益は前年同期比3.5%増の180億円に伸び、併せて通期の同利益を従
  来予想の270億円→290億円(前期は359億円)に上方修正したことが好感
  された。機械製品関連で樹脂製造・加工機械やプラスチック射出成型
  機の売上が大幅に落ち込んだが、鉄鋼製品関連における石油精製用圧
  力容器やクラッド鋼管の大型受注が寄与した。また、好採算の原子力
  発電プラント向け関連鋼材も堅調だった。引けは100円ストップ高の
  1096円。

 【東邦鉛(5707)、「10年3月期、経常黒字60億円」で急反発】

  一部報道が3日付で「同社の10年3月期の連結経常損益は60億円強の
  黒字(前期は10億円の赤字)となる見通しだ。従来予想は18億円の黒字」
  と報じたことが買い材料視された。販売数量が下期にかけて上向くほ
  か、期初に1トン=1250ドルと想定していた亜鉛価格が2000ドル超と
  高値で推移していることで採算が改善するという。同社では、仕入れ
  たものから順に販売したと見なす「先入れ先出し法」という在庫評価
  法を採用しており、亜鉛価格が上昇すると採算が向上する。引けは26
  円高の464円。

 【フジクラ(5803)、通期が最終黒字転換で急反発】

  2日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終
  利益は前年同期比15.3%減の39億円となったが、併せて通期の同損益
  を従来予想の40億円の赤字→40億円の黒字(前期は190億円の赤字)に上
  方修正し、一転して黒字見通しとなったことが好感された。自動車向
  けにワイヤハーネスやフレキシブルプリント基板が伸びたほか、家庭
  用光ファイバー通信回線(FTTH)向け光ファイバーやNGN関連の
  光コネクタなどが順調に推移した。なお、メリルリンチ日本証券とシ
  ティグループ証券がともに4日付で投資判断を最上位で継続したこと
  も支援材料。引けは23円高の454円。

 【日本橋(5912/50株)、「121橋が崩落寸前」でS高】

  一部報道が4日付で「コンクリートの劣化や鋼材の腐食が想定外に進
  み、崩落寸前の状態に陥った道路橋が全国で121基あることが、国土交
  通省の調査でわかった」と報じたことが買い材料。報道によると、大
  型車の通行を禁止した重量制限付きの橋も680基確認されたが、管理者
  の地方自治体では財政難や技術者不足が深刻で、6割以上が補修計画
  も立てられない状況に陥ってるもよう。報道を受けて、橋梁関連の一
  角に補修工事関連の特需を期待する買いが向かい、PS三菱(1871)、
  宮地エンジ(3431)、駒井鉄(5915)、ハルテック(5916)なども高い。同
  社の引けは50円ストップ高の223円。

 【トヨカネツ(6369)、上期一転増益見通しで急反発】

  4日午後、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従
  来予想の8.9億円→15.5億円(前年同期は9.1億円)に上方修正し、一転
  して増益見通しとなったことが買い材料。物流システム事業でコスト
  管理を徹底し直接費を大幅に圧縮したことに加え、販管費削減も寄与
  した。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の21.8億円→
  28億円(前期は20.5億円)に上方修正した。引けは13円高の160円。

 【フォスター(6794/100株)、通期上方修正で急反発】

  2日に決算を発表。10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常
  利益が前年同期比79.7%増の45.8億円に拡大し、併せて通期の同利益
  を従来予想の32億円→78億円(前期は22.4億円)に大幅上方修正したこ
  とが買い材料。米アップル社向けにヘッドホンが好調だったほか、3
  月に子会社化した韓国企業もスピーカー出荷が韓国の液晶テレビや自
  動車メーカー向けに伸びた。部品や素材などの調達先を半数に絞り込
  む調達費削減策や、人件費の安いベトナムや中国・南寧への生産シフ
  トなども奏功する。業績の好調に伴い、年間配当を従来計画の28円→
  40円(前期は記念配当8円を含む30円)に増額修正したことも買いに拍
  車を掛けた。株価は一時2595円まで上昇し、年初来高値を更新。引け
  は170円高の2505円。

 【フージャース(8907/1株)、上期上方修正で続急騰】

  2日、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予
  想の6400万円の黒字→4億3000万円の黒字(前年同期は15億5000万円の
  赤字)に上方修正したことが買い材料。マンションの分譲販売が想定を
  上回って順調に推移したことに加え、一般管理費などコスト削減を進
  めたことも利益を押し上げた。会社側は通期予想(経常利益4700万円)
  を据え置いたが、すでに上半期の同利益予想が通期予想を大幅に超過
  していることから上方修正期待が高まった。引けは1530円高の1万
  1850円。



 【メガネトップ(7541/100株)、10月の既存店7.6%減で続急落】

  2日に10月の月次動向を発表。既存店売上高が前年同月比7.6%減と9
  月の5.1%減からさらに悪化したことが嫌気された。消費抑制ムードが
  続く中で眼鏡の購入を見送る消費者が多く、主力の均一価格店の「眼
  鏡市場」が7.3%減、若年向けの3プライス店「alook」が14.7%
  減と両店ともに不振だった。特に「alook」においては10月まで
  の累計が前年同月比11.1%減となり、通期計画の同5.0%減を大きく下
  回る。既存店の売上低迷から業績への懸念が台頭し、売りが殺到した。
  引けは181円安の1351円。


 ■上下落率・出来高・売買代金ランキング(東証1部)
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  値上がり率上位15位         値下がり率上位15位
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 1) 5912 日本橋     +28.90  1) 8577 ロプロ     -76.00
 2) 5916 ハルテック   +17.64  2) 6793 山水電     -16.66
 3) 8907 フージャース  +14.82  3) 6453 シルバ精    -14.28
 4) 5917 サクラダ    +12.00  4) 8515 アイフル    -12.17
 5) 5715 古河機金    +11.11  5) 7541 メガネトップ  -11.81
 6) 5631 日製鋼     +10.04  6) 6856 堀場製     -10.04
 7) 1926 ライト     +9.13  7) 3521 エコナック   -9.52
 8) 3431 宮地エンジ   +8.97  8) 4776 サイボウズ   -8.89
 9) 6369 トヨカネツ   +8.84  9) 8252 丸井G     -7.16
 10) 1888 若築建     +8.69  10) 5208 有沢製     -7.07
 11) 8572 アコム     +8.16  11) 5930 文化シヤタ   -6.68
 12) 7769 リズム     +8.06  12) 6146 ディスコ    -6.53
 13) 5606 旭テック    +8.00  13) 3526 芦森工     -6.47
 14) 5801 古河電     +7.69  14) 3333 あさひ     -6.07
 15) 6794 フォスター   +7.28  15) 8253 クレセゾン   -6.01

  出来高上位15位           売買代金上位15位
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 1) 8411 みずほFG   93945  1) 8306 三菱UFJ   31413
 2) 8306 三菱UFJ   64980  2) 7203 トヨタ     26445
 3) 6764 三洋電     59789  3) 6502 東芝      25731
 4) 6502 東芝      50160  4) 8604 野村      22955
 5) 8604 野村      35847  5) 8316 三井住友FG  17839
 6) 8515 アイフル    33547  6) 8591 オリックス   17220
 7) 8574 プロミス    23396  7) 8574 プロミス    17194
 8) 8564 武富士     22089  8) 8411 みずほFG   17067
 9) 1808 長谷工     21947  9) 8031 三井物     16495
 10) 5401 新日鉄     21898  10) 6758 ソニー     16441
 11) 7201 日産自     21744  11) 8035 東エレク    15387
 12) 7261 マツダ     18504  12) 7267 ホンダ     15302
 13) 8002 丸紅      15804  13) 8058 三菱商     14354
 14) 5405 住金      15388  14) 7201 日産自     14310
 15) 9205 JAL     14995  15) 6301 コマツ     13808