今日は私の誕生日。


家に帰ると机の上に、プレゼントとその横に手紙があった。


可愛い封筒にはタイトルが書かれてた。

「世界一大好きな君へ」


俺は君と価値観が合わない。

今まで付き合った人の中で一番。


君は何かと細かいし、すぐ怒る。

好き嫌いも多いし、めんどくさい。

きょうせい

理解できないこともたくさんあった。


喧嘩して、大雨の中、俺が勢い任せに外に飛び出すと、

「大雨で危ないから安全運転でね。早く帰ってきてね。」

だなんて、電話してくる。


服をプレゼントした時、

泣いたくせに、「全然私の好みじゃない」なんて言う。でも、なんだかんだ時々着てる。


俺が頑張って作った料理も「まずっ!」とドストレートに言う。でも、「ありがとう」も忘れずに言う。


俺と一緒のときはすぐ寝るくせに、1人のときは君は寝れないって朝方まで起きたりしてる。

君は「あなたと居たら安心するんだろうな」なんて言う。


君と出会って4年が経った。

 

最初は、君も同じことを考えていたと思う。


私はあなたと価値観が合わない。

今まで付き合った人の中で一番。


あなたは大雑把だし、すぐふてくされる。

何も知らなすぎて、めんどくさい。


でも君は素直で、優しくて、俺を受け入れてくれた。


あの頃は分からなかったことが今は分かる。


君から愛をたくさん与えられてたこと。


今となっては、お互いのことを知りすぎて喧嘩も減ったね。それでも、たまにするけど。


価値観が合わないから、お互い新しいことだらけでぶつかりあったけど、成長できたし、楽しいこともたくさんあったよね。


いつもありがとう。愛してる。これからも。


読み終えて、もうすでに泣いてる私の後ろから、


あなたは「ハッピーバースデー」と笑顔で歌いながら、私の大好きなケーキを持ってきた。