「月歪むにあらず波騒ぐなり」

水面に映る月がゆがんで見えるのは波が立っているからです。

月そのものはゆがんでいません。

私たちが出合う多くのことは空にある月のようなもので、

それをゆがめているのは私たちの思い込みや欲などの波だというのです。

この波が許容する邪魔をし、怒りを誘発します。

=======<名取芳彦『許せないを気にしない』

 

「無記」というように、そのものを見ることは大切で、

それを邪魔しているのは、自分の思う通りにしたいという「都合」だ。

 

たいていのことは、「自分の都合通りにはならない」と知っているはずなのに、

思い通りにならず、落ち込んだり、怒ったりしてしまうのだ。

 

自分の都合通りになるのは、自分でできることだけなのだ。

自分でできるのは、自分が良いと思った本を作ることだけで、

そこから先は、相手が決めることになる。

評価は自分以外の人がする。

自分の都合通りにはならないということだ。

 

思い込み、欲など、自分の都合をちょっとだけ横に置いてみよう。

 

こんなこと、何年も前に読んだ本でも知っていたのに、

また教えられることになった。

知った気にならず読んで見ることは大切である。

 

今年の雪はすごいから雪山は良さそうですよ。

『HOKKAIDO POWDER BELT』