「視野が狭いやつは絶対に許さない」

→「絶対に許さない」と言うのは視野が狭いのでは?

 

「全社一丸となって多様性を推進します」

→「多様性を受け入れない人」も多様性の一つでは?

 

「他人の考え方に口出しすべきじゃないでしょ」

→と言うのも口出しでは?

 

「こちら、大変に有名な方なんです」

→「大変に有名」なら言う必要ないのでは?

 

=========<細谷功『自己矛盾』>

 

自己矛盾からは逃れられないものだ。

 

『ストリートキングダム 自分の音を鳴らせ』という映画が公開されている。

1980年あたりのパンクロッカーたちの話である。

この映画を見て思った。

「パンクとは体制側から自由になること」と言ったとき、

それに縛られ不自由になるというのは、自己矛盾ではないかと。

 

そう、逃れられないものなのだ。

 

「差別」や「多様性」を声高に叫ぶ人は、

差別する人を差別しているし、多様性を認めない人の多様性を認めていない。

どうしてもこうなってしまう。

 

だから、自己矛盾していると自覚しておくことしかできない。

そのうえで「差別」や「多様性」を叫ぶといい。

 

そう、自己防衛は、自覚とメタ認知しかない。