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医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

近年、医療現場では、臨死体験前世療法などの霊的存在を示す臨床報告が積み重なっています。詳しくは、拙著『ポジティブ三世療法』(ピープレス)をご一読ください。

 

この関連で、今回ご紹介するのが、中島宏昭『医者だからわかった「三途の川の渡り方」教室』(幻冬舎)です。

 

著者は、呼吸内科医として45年ほど培った臨床経験から、霊的存在としての人間のあり方を述べています。

 

たとえば、

 

・私たちは何のために生きてゆくのか。それは、多くの困難を乗り越えて生きることによって、自らの魂を高めるためなのではと感じています。楽しいだけでは魂は高められない。苦しいことがあって初めて魂は奮い立つわけで、そうやって辛苦を乗り越えながら魂を高めて“向こうの世界”へ還っていくことーそれが死ということなのだと私は思います。

 “向こうの世界”とは、あえて言葉で表すならば、「私たちをこの世に生まれせしめたもののところ」となるでしょうか。

 

天の声を聞いたーすなわち、何かが自分を生かしている、何かに自分は生かされている、と感じることは、人生を前に向かせます。・・・(中略)・・・「天に恥じず」という言葉がありますが、私の毎日の生き方を律しているものでもあります。

 

などなど、医療で培った人生のヒントが満載です。

 

 

当院の心理療法は、幸福を科学する「ポジティブ心理学」をベースにしていますが、最近の統計解析で、成功の普遍的法則の解明が進んでいます。

 

そこで今回ご紹介するのが、アルバート・ラズロ・バラバシ『ザ・フォーミュラ』(光文社)です。

 

アメリカ・ノースイースタン大学の著者らの研究グループが発表した「成功の法則」をいくつか紹介しています。

 

たとえば、

 

パフォーマンスが成功を促す。パフォーマンスが測定できない時には、ネットワークが成功を促す。

 

これは、本人の努力だけでなく、関係者の応援も成功には必要になってくるということです。「自力」「他力」の融合が成功の秘訣と言えるでしょう。

 

 

儒教を一言で要約すれば、「修己治人」(しゅうこちじん)ということになります。己の心を統御して、人様のために生きるという意味で、現代の私たちの生きる指針にもなります。

 

そこで今回ご紹介するのが、儒教の根本経典の『論語』を分かりやすく解説した守屋洋『世界最高の人生指南書 論語 人生に革命を起こす最強の生き方』(SBクリエイティブ)です。

 

著者の守屋洋氏は、中国の古典に関するたくさんのベストセラーがあって、分かりやすくまとめられています。彼の著書シリーズは、私の愛読書です。

 

たとえば、

 

・『論語』は、孔子という人物の言行をまとめた古典である。孔子その人が折に触れて語ったことばや、弟子たちとかわした問答を中心に全部で五百くらいの短い文章が収められている。

 別にむずかしい理屈をこねているわけではない。ほとんどが日常の生活や仕事についての実践的なアドバイスからなっている。そういう点から言っても、人間学の教科書としてうってつけなのである。

 

・「君子に三畏(さんい)あり。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る。」・・・(中略)・・・「畏る」(おそる)とは、重んじ敬うこと。「畏敬」という表現が最もふさわしいかもしれない。

 まず、天命である。「五十にして天命を知る」(為政篇)と語った、あの天命である。天命とは天の意志を示しているのだが、「命」の一字で使われることも多い。

 

とあり、儒教は「鬼神(きしん)を語らず」で、無神論、唯物論だと主張されることもありますが、上記を見ただけでも、神仏の存在を前提にした人生の指南書であることが分かります。

 

 

8月14日〜23日まで、トルコ視察に行ってきました。キリスト教の12大弟子の一人・ヨハネの最期の地である聖ヨハネ教会(セルチュク)にも、訪れることが出来ました。念願かなって感動です!!

 

 

イエス・キリストは、3年間という短い伝道期間で、たくさんの病気治しをしています。「信仰が癒しにつながる」のです。そこで、今回ご紹介するのが、矢内原忠雄『キリスト教入門』(中公文庫)です。

 

著者は、キリスト教無教会主義の信者で、東京大学総長を務めた方で、分かりやすく「キリスト教」について解説しています。

 

たとえば、

 

真の宗教は、科学的合理主義を含みつつそれよりも大きく、道徳主義を含みつつそれよりも高くある。人間は科学よりも大きく、道徳よりも広い。人間の霊的生命の欲求を満たし、人間の理性と道徳に高き刺激を与え、人生の問題を解決し、理想と現実との矛盾の中にあって人生の生きがいを知らせ、希望平安の根源を付与する力として、真の宗教はこれを信ずる価値があるのである。

 

・何の知識でも、自分で実習し、実験を経なければ、本当に自分のものとならない。いわんや人生の生き方を教える聖書の真理は、自分の体験を通して初めて心から分かるものである。しからばその実習もしくは実験の場所はどこかと言えば、我々の家庭、我々の職場、否我々の生涯の全体が聖書の真理を学ぶための実験教室である。

 

などなど、人生には理性や知性だけでなく、直感悟性も必要なことが分かります。また、単なる机上の空論ではなく、宗教的真理を私たちの実人生に応用する大切さが学べます。

 

 

香港のデモが連日報道されています。中国共産政府から「自由」「民主主義」を守ろうと抵抗している香港市民のデモ活動を心から応援すます!

 

ところで、香港だけではなく、台湾も、中国の覇権主義に脅されています。そこで今回ご紹介するのが、田代正廣『台湾が独立する日』(彩図社)です。

 

本書を読むと、「自由な民主国家として台湾を応援すべき」ことが分かります。

 

たとえば、

 

・現在でも、蔡政権が、そして台湾人が、「一国二制度」が適応された香港の悪しき例をよく知っているから、この「一国二制度」を受け入れることはあり得ない。中国の言っていることが嘘ばかりだったということが分かり、まったく信用していないのである。

 1997年以降の香港に適応された「一国二制度」の実態を少し見てみよう。

 香港の「一国二制度」では、中国人民解放軍や中国公安部の香港駐留を認めさせられた他、行政長官などの人事に対して中国の介入が事実上容認されていたことなど、「高度な自治」などほど遠い話であり、「制限された自治」があるだけだった。

 

などなど、「中国は共産党一党独裁ではなく、自由選挙が認められた自由民主国家として生まれ変わるべきだ」と確信できます。

 

 

「失敗は成功の母」「ピンチはチャンス」など、人生は失敗から学べる教訓がたくさんあります。学問的には「失敗学」と言われています。そう考えると、失敗体験が多い人ほど、人生の宝物をたくさん持っていると言えます。

 

そこで今回ご紹介するのが、玉手義朗『あの天才がなぜ転落』(日経BP社)です。

 

本書では、ニコラ・テスラ、金子直吉、ジョン・ロー、松本重太郎などの伝説の12人の天才を事例にして、その失敗から学べる教訓が述べられています。

 

たとえば、

 

・(ニコラ・テスラの事例)テスラの世界システムは、極めて「大がかりな構想」だった。高度な技術を多く要する無線送電と無線通信を一度に実現しようとしたため、莫大な資金と人手が必要となり、軌道修正をすることが困難となった。最初からトップを狙ったテスラは、あまりに大きなスタートを切ったために、頓挫してしまった。これがテスラのもう一つの失敗の本質だったのだ。

 

・(西の渋沢栄一と呼ばれた松本重太郎の事例)マネジメント力の不足も、重太郎が失敗する要因だった。重太郎が経営に関与している会社は二十九社で、そのうち十二社でトップの地位にあった。日本経営史を研究する宮本又郎博士は、「松本重太郎はあまりに多くの事業に手を拡げ、それを自分自身や親しい者だけで経営しようとしたところに弱点があった」「重太郎のように関わる事業範囲が広範になれば、事実上いずれの会社においてもトップの職責を果たすのが困難になる」としている。

 

などなど、「欲を出し過ぎるといずれ破滅する」「大きな夢を実現するには地道な努力がいる」ことなどが学びになるます。

 

 

日本の平均寿命は世界トップで、100歳以上の人はすでに6万人以上になります。2007年生まれの子供たちの半数が107年以上生きることが予想され、日本は超高齢化社会に突き進んでいます。「定年うつ」になって来院される患者さんが少なくありません。これからの長い人生を見すえて、戦略的に人生設計していく必要があります。

 

そこで今回ご紹介するのが、リンダ・グラットンら『ライフシフト』(東洋新聞新報社)です。

 

本書では、寿命100歳時代の人生戦略のヒントがさまざま述べられています。

 

たとえば、

 

・人生が短かった時代は、「教育→仕事→引退」という古い3ステージの生き方で問題なかった。しかし、寿命が延びれば、二番目の「仕事」のステージが長くなる。引退年齢が70〜80歳になり、長い期間働くようになるのである。

 

・長い年数働き続けるのは、あまりに過酷だし、あまりに消耗する。そして率直に言って、あまりに退屈だ。そこで、3ステージの人生に変わって登場するのがマルチステージの人生だ。たとえば、生涯に二つ、もしくは三つのキャリアを持つようになる。

 

・人生で多くの移行を経験し、多くのステージを生きる時代には、投資を怠ってはならない。新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフスタイルを築くための投資、新しいスキルを身につけるための投資が必要だ。寿命が延びて人生の時間が多くなれば、投資に費やせる時間も増える。

 

などなど、長い人生をハッピーに生き抜くための「基本的な心構え」が学べます。

 

 

 

中国共産党政府による宗教弾圧が続いています(たとえば、ウィグルの強制収容所)が、本来は、中国でも、仏教、道教、儒教などがさかえ、宗教が自由闊達に栄えていました。共産主義は唯物論なので、霊性を認める中国文化とは本来合わないはずです。

 

ただ、儒教は宗教ではないと指摘する学者もいますが、そうではありません。そこで今回ご紹介するのが、竹内照夫『四書五経入門』(平凡社)です。

 

儒教は四書五経に集約されていますが、本書を読めば、これらの経典にたくさんの霊界思想が盛り込まれているのが分かります。

 

たとえば、

 

・古代の中国社会においてばかりでなく、一般にとか儀礼とか呼ばれる形式的行為にはおよそに種類があって、一つは畏敬の礼、他は和平の礼である。・・・(中略)・・・この種(畏敬)の礼の行為は、その対象が精霊霊魂などである場合と、酋長や王や君長や族長や、あるいは侵略者や征服者など、つまり人間であるばあいとで相異なる形式をつくり上げるのが自然であるが、しかし基本的には両者同一である。

 

・孟子の思想の根本原理はであって、これは中国古来の信仰である。天は万物を生み、人類を生み、万民のために賢人を選んで君たることを命ずる。

 

などなど、儒教的な中国文化の理解が深まります。霊性や宗教性は、どの民族でも必要なのです。

 

 

アンガーコントロールできなくて相談にいらっしゃる患者さんが少なくありません。私が過去発表した論文では、「怒りが強いと心臓病にかかりやすい」ことが証明されています。

 

そこで今回ご紹介するのが、種市勝覺『怒らない習慣力』(WAVE出版)です。

 

著者は、風水カウンセラーで密教の阿闍梨(あじゃり)でもあり、アンガーマネジメントに関して分かりやすくアドバイスがあります。

 

・何事においても「こうあるべき」という思いが強人がいます。ある意味、完璧主義的で、人の失敗や間違い、想定外が許せない人です。そういう人は、怒りっぽい傾向にあります。そういう人に多くみられる口癖は「ありえない!」です。

 

・感情の受け止め方で大事なのは、「感情と自分は別物」とすることです。感情は、自分の中から湧き上がるものですが、自分そのものではありません。起きた出来事に対して、自動的に生まれる反応が感情です。つまり、本来別々のものですが、感情コントロールが出来ない人は、その感情と自分は別々のもの、と考えることが出来なくなっています。

 

などなど、「平常心」の作り方のコツが満載です!

 

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「ストレスは万病の元」と言われますが、最近の学術研究でも裏付けられています。昨日の朝日新聞の朝刊でも、「ストレスが乳がん発症に関わっている」ことを示唆した研究が紹介されていました。

 

そこで今回紹介するのは、野口晴哉『風邪の効用』(ちくま文庫)です。

 

本書では、「心と風邪」の関係について“するどい”指摘をしています。

 

たとえば、

 

・欲しい物が貰えなかったり、よそに注意が行って自分には注意が向けられないと思っている子供達が、風邪を引いたりしたような時は、そういう機会にそういう要求を果たそうとする動きが起こる。それでまた厄介になるのです。だから風邪を治すためにはその深層心理の研究までしなければならない。

 

・寒い時に、うっかりお使いを頼むと途端に風邪になる。では寒いから風邪を引いたのかというと、凧などを上げる時は平気であげているのだからそうではない。そういうように、ヒョッとしたことで心は風邪を掴まえてしまう。だから風邪の操法をするなら、まず、潜在意識の中に反抗を作らないようにすることが大切です。

 

などなど、私たちの風邪の心理が分かりやすく解説されています。