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医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

私たちは、五体満足でいられることが“当たり前”のように感じてしまいますが、実際はありがたいことです。身体障害者の方の自伝や伝記を読むと、自然に感謝の心が湧いてきます。

 

今回ご紹介するのが、中村久子『こころの手足』(春秋社)です。

 

著者は、2歳の時に突発性脱疽という病にかかり、両手・両足の切断というハンディを背負いながら、父親の死や継父からの虐待を乗り越えていきます。自分の障害を言い訳にすることなく、生涯を通じて国による障害者の制度による保障を受けることはありませんでした。

 

そして50歳頃から、執筆・講演活動や慰問活動を始め、全国の人々に大きな生きる光を与えました。

 

本書を読んでいると、本当に感動し、感謝の心が湧いてきます。

 

 

現代日本社会では、「ひきこもり」が社会問題となっています。一般的には、「二十代後半までに問題化し、六ヶ月以上、自宅にひきこもって社会参加をしない状態が続いている」と定義されています。当院でもたくさんの相談を受けていますが、適切な対応が求められます。

 

そこで今回ご紹介するのが、斎藤環『社会的ひきこもり』(PHP新書)です。

 

本書では、ひきこもりのさまざまなデータが紹介されていますが、国のよってはひきこもりがないそうです。たとえば、フランスにはひきこもりがなく、家族がサポートしないので即ホームレスになるとのこと。ひきこもりが世界中にあるというわけではないのです。

 

本書では、金銭に関する三原則として、①小遣いは、十分に与える、②金額は必ず、一定にする、③その額については、本人と相談して決める、をすすめています。

 

私の臨床経験では、②と③はいいにしても、①については賛成できません。著者は「お金を使うことで社会との接点が保てる」という理由ですすめていますが、かえって、社会に関わらなくてもお金が手に入るのでますますひきこもってしまうというのが私の感想です。自由に小遣いを与えるのは、問題を先送りするだけです。

 

日本の「甘え」の構造が、本人の自立心を奪ってしまうのです。

 

 

 

 

仏教は「唯物論」であると主張する仏教学者がたまにいます(たとえば、秋月龍珉など)が、その方の“信念”にしか過ぎません。経典を丹念に読めば、仏教は「人間は永遠の魂を持ち、転生輪廻を繰り返しながら魂修行している」という霊的人生観を前提にしているのは明らかです。

 

仏教の経典は、八万四千と言われるぐらい膨大ですが、初心者でも分かりやすく、しかも専門家でも学びになるようにまとめられているのが、渡辺照宏『仏教』(岩波新書)です。仏教が、唯物論などでないことがよく分かります。

 

同じ著者で『お経の話』(岩波新書)を合わせて読まれると、さらに理解が深まります。オススメです!!

 

 

最近、宝石によるヒーリング効果について調査しています。いわゆる「パワーストーン」の治癒効果です。古くは古代エジプト時代から、宝石が医療に使われていることが文献に残っています。

 

そこで今回ご紹介するのは、林陽『宝石の神秘力』(中央アート出版社)です。

 

本書では、初心者の方でも分かりやすいように、32種類の宝石の背景やヒーリング効果について分かりやすく解説されています。

 

興味深いのが、アズライトという青い宝石の効果です。アズライトにも結晶化の仕方で3種類ほどあり、

 

(1)青いアズライト・・・体力を与える。活力、精力、強さ、自信を与える。高次の波動に敏感にさせる。霊的進歩に最適。

(2)緑、青緑のアズライト(マラカイトとの混成体)・・・健康全般を助ける。人を癒す波動を与える。望むことを実行する力を与える。行動と決断を助ける。

(3)結晶アズライト・・・霊的聴力を訓練させる。

 

などの効果があるようです。早速私も、青いアズライトを購入して身につけることにしました。どのような効果があるか実験です。

 

 

 

 

先週は、アメリカのルイビル(ケンタッキー州)でアメリカ心身医学会があり、メルマガ更新を休止いたしました。ケンタッキー州は、最近2回のメルマガで取り上げたエドガー・ケイシーの故郷・ホプキンスビルがあって訪問してきました。彼のお墓にも参拝してきました(次写真)。

 

 

さて今回取り上げるのは、古代の医学を体系化し、西洋医学の道を切り開いたローマ帝国の医師、ガレノスの伝記です(スーザン・マターン『ガレノス』白水社)。

 

本書で面白いのが、ガレノスが医療で重大な決定をする際に、自分のを参考にしたという記載があることです。前回のブログでも紹介しましたが、夢は人生の色々な場面でヒントを与えてくれます。夢を軽視しないようにしたいものです。

 

 

 

人間の心には表面意識と潜在意識があって、表面意識より潜在意識の方が強力で、潜在意識に人生が左右されていることが分かっています。それでは、普段私たちが気づかない潜在意識をどのようにして知ったらいいのでしょうか?それが「夢分析(夢判断)」になります。

 

ここでご紹介するのが、マーク・サーストン『夢判断入門』(中央アート出版社)です。

 

フロイトやユングなどの夢分析の書籍が色々ありますが、本書は、前回のブログで紹介したエドガー・ケイシー理論に基づいていて、より実践的な内容でオススメです。

 

本書では、夢を以下のような6つの機能で定義して、夢分析のコツを解説しています。ケイシー自身の経験がたくさん引用されていて、分かりやすい内容になっています。

 

1.霊的世界における実体験を与える

2.生活の現状を象徴的な画像として提供する

3.神との接触を与える

4.私たちに教訓を与える

5.問題に解答を与える

6.私たちに未来を垣間見させる

 

私も昨年末から、本格的に夢日記を付けて夢分析するようにしました。夢日記をつけ始めたら、夢の内容をかなり詳細に思い出せるようになり、人生の指針にできています。皆さまにも是非オススメです!!

 

 

 

当院では、退行催眠により過去世の記憶を思い出してもらって、現在の問題解決のヒントにしていただいています。この前世療法の元祖になるのがエドガー・ケイシーです。最近では、ケイシーの伝記的映画「リーディング」が日本で作成され、公開されています。私も、今週末に観てくる予定です。

 

そこで今回ご紹介するのが、ジェス・スターン『前世療法』(中央アート出版社)です。

 

本書では、エドガー・ケイシーのリーディング情報を中心に、彼の関係者たちの前世療法による過去世情報も補足しながら、カルマのカラクリについて解明されています。

 

ちなみに、ケイシーの過去世は、

 

・古代アトランティスのアシュル(双子霊)

・エジプトの大神官ラータ

・古代ペルシアの族長ユルト

・トロイの門衛ゼノン

・キリストの弟子クレネのルキオ(新約聖書の2回登場)

・ローマの剣士ポンペネアル

・フランス植民地バージニアの用心棒ベインブリッジ

・アメリカの心霊療法家エドガー・ケイシー

 

となっています。人間のカルマがどのように人生に影響するかが垣間見られる好例です。

 

 

 

 

流行がアッという間に過ぎ去ってしまう現代社会では、どれだけお客さんに商品に信頼してもらうかが鍵になります。これは「ブランド力」と言い換えられます。安定したビジネスを構築するのに必須です。

 

そこで今回は、阪本啓一『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる』(日本経済新聞)をご紹介します。

 

まず著者は、ブランドを定義します。

 

・まず、ブランドを定義してみよう。マーケティングとは販売を不要にするものだ。そして、ブランドとはマーケティングを不要にするものである。「販売を不要にする」というのは、わっせわっせと売り込むことなく、自然に売れてしまう仕組みを作るということ。

 

そして、ブランド作りの要点を述べていきます。たとえば、

 

・ありふれた商品とブランドの違いは、ビジョンミッションの有無である。ブランドは、ビジョンとミッションを背負っている。「ありふれた店」と「ブランド店」の違いは、「背負うものがあるかないか」である。・・・(中略)・・・ここでいる「背負うもの」というのは、ブランドの世界観だ。世界にどんなインパクトを与えたいのか。ビジョンはインパクトが与えられたときに生まれる世界を映像化したもの。自制は未来。ミッションはその変化をもたらすための行動、または行動指針。自制は現在。

 

などと、ブランド力のつけ方を基礎から学べます。要は、ビジネスは売り上げの成否だけでなく、どれだけ世界に良き影響を与えられるかが勝負といえます。

 

 

「ブラック企業」による雇用問題が世間を騒がせていますが、従業員だけでなく、雇用者にとっても念頭に置くべき問題です。

 

そこで、今回ご紹介するのが、新田龍『ワタミの失敗』(角川書店)です。

 

本書では、マスコミが騒いだほど、ワタミはそれほど「ブラック」だったわけでなく、ワタミのリスクマネジメントに問題があったと述べています。

 

たとえば、

 

・渡邉(ワタミの創業者)は何も、従業員を使い潰して搾取しようという意図を持って働かせていたわけではない。自らの成功体験を敷衍し、「労働が人間性を高める」ことが他人にもあまねく当てはまるものだと確信し、自らのファミリーたる従業員たちにも自身の成功体験を追体験してもらいたいと本気で願っている。この点が、他のブラック企業とは根幹が異なるポイントである。

 また渡邉の場合、自らの高い能力や才能について無自覚であり、かつ謙虚な人柄でもある。従って、「こんな自分でもできたんだから、君たちにもできる!」と、高い水準の努力を意図せずして押しつけてしまっている構造も見て取れる。これもまた、発端は善意によるものだ。

 

と、雇用者と従業員の意識ギャップをキッチリ認識し、経営マネジメントする重要性が説かれています。

 

 

人間、生きる意味があると、活力が湧いてくるものです。ヴィクトール・フランクルに始まるロゴ・セラピー(実存分析)の流れです。

 

最近も、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)がベストセラーになって、流行っています。

 

もともとは、文庫ですが、マンガ化されて読みやすくなっています。

 

たとえば、

 

・肝心なことは、世間の目よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。そうして、心底から、立派な人間になりたいという気持ちを起こすことだ。

 

・ぼくの考えでは、人間分子は、みんな、見たこともあったこともない大勢の人と、知らないうちに網のようにつながっているのだと思います。それでぼくはこれを「人間分子の関係、網目の法則」ということにしました。

 

などなど、ある意味仏教思想ともつながる考察があって、人生を考えさせられます。