皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年の皆さまのご健康を心から祈念いたします。
昨年末には、安倍首相が、靖国神社に公式参拝されました。それと関連して、現在、映画「永遠のゼロ」が全国ロードショウ中です。大変な人気のようです。皆さまの中でも何人かは、すでに観られたのではないでしょうか?
あいにく私はまだ映画は観ていませんが、原作の百田尚樹「永遠のゼロ」(太田出版)を読ませていただきました。
映画マニアの私は、映画を観る前に、原作から読んで、それら2つの内容をよく比較しています。原作の方が面白い場合と映画の方が面白い場合がありますが、たいていは、原作の方が面白い場合が多い気がします。「永遠のゼロ」の場合はどうでしょうか?
本作は、ご存じのように、ゼロ戦に乗った神風特攻隊の宮部飛曹長を取り上げた歴史小説となっています。名前は違いますが、実在の人物だったようです。
左翼マスコミや欧米人には、イスラムの自爆テロと神風特攻隊を同一視する人がいるようですが、本書を読めば全く違うものだと納得できます。
たとえば、
・イスラムの自爆テロは、一般人を巻き添えにしているが、神風特攻隊は、あくまで武装した軍隊を相手にした。
・イスラムの自爆テロは、イスラム教に盲信した人が行っているが、神風特攻隊は、日本に残してきた家族を守るために戦った。
などなどです。
日本の戦後教育による自虐史観で洗脳されている私たちにとって、本書はまさに目が覚める良作です。年初に読むべき本としておすすめです。自分の国に自信が持ててきます。
永遠の0 (ゼロ)/太田出版