医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

Amebaでブログを始めよう!

人間、体力が落ちてくると気持ちが前向きになれなくなります。当院に通院する方々にも、体力づくりとして「一日8,000〜10,000歩」のウォーキングを勧めています。ちなみに、私自身は、毎日、階段昇降を10階15往復しています。

 

そこで今回ご紹介するのが、宇野千代『生きる幸福 老いる幸福』(海竜社)です。

 

著者は、98歳まで、作家と着物デザイナーをやり続けた人生の達人です。

 

著者は、充実した老後を送る秘訣として、①くよくよしない。前向きの姿勢で生きる。目的を持って生活する。②お洒落をする。③現在ただいまを忙しく生きる、④年をとるのを自慢にする、⑤一日一万歩を続ける、などをあげておられます。

 

特に、今回のテーマは、⑤になりますが、アンチエイジングには、精神面だけでなく、肉体面への配慮も必要になります。私の拙著『若返る力』も合わせて一読いただければ大変幸甚です。

 

みなさま、今年の夏休みはいかがお過ごしだったでしょうか?私は、以前から計画していた富士山に初登頂してきました!

 

8月22日(月)富士山頂(剣ヶ峰)からの朝日!

富士山頂からの雲海!!

富士山頂からの「逆さ富士」!!!(朝日に照らされた富士山の影が、雲海に映し出される現象)

 

富士山は、実は日本文明の源流という説もあって、3万年の歴史を誇るといいます(伊集院卿『富士王朝の謎と宮下文書』学研プラス)。

 

ストレスが多い日常生活ですが、ときに太古の歴史に思いを馳せることで、自分の人生の意味を再考する機会にしたいものです。

 

 

 

 

当院では、解離性同一性障害(多重人格の治療もしておりますが、アメリカ精神医学会の診断基準(DSM−V)で診断基準が明記されているにもかかわらず、本疾患の治療を拒否する精神科が少なくありません。さらに、DSM−Vの診断基準に憑依トランス」が入っていて、病因に霊障が関わっています。

 

そこで、今回ご紹介するのが、ラルフ・アリソン『「私」が私でない人たち』(作品社)です。

 

著者は、アメリカで100例以上の多重人格治療経験を持つ精神科医で、治療には悪霊の憑依の観点が外せないと述べています。

 

たとえば、

 

・どうしても論理的な説明がつけられないことと出会っているうちに、私は「霊の憑依」というのを一概に否定できないと思うようになった。

 

などと、具体的な憑依症例を提示しながら、率直に自分の心境を吐露しています。症状に苦しむ患者さんたちを一人でも減らすため、「霊的観点を取り入れた精神医学」の確立が一刻も早く求められます。

 

2019年末から始まった新型コロナ・パンデミックが、中国の生物兵器であることは、これまでのブログ(→こちら2020/8/5ブログ2020/9/11ブログ)でも何度か指摘してきました。現在、日本では、新型コロナ・パンデミックが小康状態にありますが、新型コロナが中国の生物兵器であるということは、中国共産党政府が崩壊しないかぎり、次の変種コロナ感染がアウトブレイクするのは必至です。

 

最近、さらに緻密で総合的な「動かぬ証拠!新型コロナは中国の生物兵器」が発刊されました。シャーリ・マークリン『新型コロナはどこから来たのか』(ハーパーコリンズ・ジャパン)です。

 

本書の要旨は、

 

・何年もかけて、石正麗(せき せいれい、シー・ジェンリー)とチームはウイルスの遺伝子操作を行い、スパイクタンパク質遺伝子をコロナウイルスに挿入して、人間への感染力を高めていた。

 

・新型コロナウイルスには、研究所で作成したことをうかがわせる極めて普通でない特徴がある。それまでのベータコロナウイルスにはなかったフーリン切断部位がスパイクタンパク質の特定の場所、もっと言えば、科学者たちがウイルスの人間への感染力を高めたいときに操作するまさにその場所に出現している。

 

と、決定的な証拠が紹介されています。香港やウイグルなどでの人権弾圧を含め、中国共産党政府には徹底的な反省と、中国の自由化を求めていくべきです!

 

以前のブログ(→こちら)では、「仏教は唯物論ではなく、あの世を認めている」ことを紹介しましたが、日本人として、仏教の基本を学んでおくことは教養になります。教養を身につけておくと、人生の問題に対処しやすくなります。

 

そこで今回ご紹介するのが、大角修『日本仏教の基本経典』(角川選書)です。

 

本書では、釈尊の生涯から始まって、代表的な仏教経典を分かりやすく学ぶことができます。

 

特に、仏教の基本理念として、「七仏通戒偈」(しつぶつつうかいげ)があげられています(『四分律』)。

 

それは、次の四句「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸仏教」ですが、意味は、悪行をなさず善行を心がけ、自らよく反省して心を磨くこと、それが諸仏の教えである、といいます。

 

一見、子供でも分かる教えですが、いざ実践することができません。真理とはそうしたものなのでしょう。

 

先月、JR東海の元会長だった葛西敬之(かさいよしゆき)氏が亡くなりましたが、国鉄分割民営化後、赤字体質だったJR東海を革新し、自己負担によるリニア着工までこぎ着けたその業績は偉大です。リニア鉄道が開業されれば、新幹線が日本の60〜80年代の高度経済成長を支えたように、今後の日本復活の鍵になることでしょう。

 

そこで今回は、葛西敬之『飛躍への挑戦』(WAC)をご紹介します。

 

本書を読むと、国が経営する(国営)と会社が上手く行かなくなることがよく分かります。最近の政府は、コロナ渦で飲食店の営業時間を制限したり、税金を使ってコロナワクチンを全国民に摂取させようとしたり、マイナンバーを全国民に登録させようとしたり、本当に国民生活に口出ししてこようとします。

 

「大きな政府」は、結局、国民の自由を制限し、国民の自助努力や創意工夫の精神を奪っていきます。現在の自由民主党は、その党名を体しておらず、税金を取って補助金をバラまく「社会分配党」に成り下がっています。

 

葛西さんの教訓に学んで、私たち国民は、「国家に何をしてもらうかではなく、国家に何を尽くせるのか」を考えたいものです。来月には参議院選挙がありますが、「小さな政府」を目指す政党に投票したいと思います。

 

みなさま、「ディープステート」という言葉を知っておられるでしょうか?これは、正義なき拝金至上主義の国際金融ネットワークで、現在の国際政治を理解するキーワードになっています。ディープステートが理解できると、「バイデンが拝金主義の全体主義で、プーチンが国際秩序を護る正義の味方である」ことが分かります。

 

特に分かりやすい良書として、及川幸久『いま世の中で起きている「本当のこと」』(徳間書店)を紹介します。

 

著者は、累計1億8,000万回再生を超えるカリスマ国際情勢YouTuberで、ディープステートをキーワードに、最近の時事問題について分かりやすく解説しています。

 

たとえば、

 

・プーチンにとってウクライナ、グルジアのNATO加盟は安保上、絶対に認めるわけにはいかない。・・・(中略)・・・「とにかくロシアの安全保障を担保してくれ、東ベルリンよりNATOの東征はしない、というゴルバチョフ・ブッシュ(父)との合意(1997年5月、NATO・ロシア基本議定書)を守れ」と主張するプーチンに理がある

 

・プーチンはウクライナ東部のドンパス地域でロシア系住民に対するジェノサイド(大量虐殺)が行われている、と非難している。・・・(中略)・・・プーチンがゼレンスキーに要求しているのは、「ネオナチ」がロシア系住民を弾圧するような状況を二度度起こさせないこと。これがウクライナ侵攻の目的であり、ウクライナ全土の併合や占領を要求しているわけではない。

 

・ディープステートとは、ご存じのように「金の亡者」「利権の亡者」だ。ロスチャイルド家、ロックフェラー等を代表とする「世界利権集団」だ。・・・(中略)・・・その操り人表の現大統領ジョー・バイデンである。

 

などなど、ディープステートにすでに汚染されている一般マスコミでは報じられない真実が解説されています。複雑な国際社会にあって、何が正義かを自分たち自身で確認していかなくてはなりません!

 

昨年のブログ(→こちら)でも指摘しましたが、新型コロナワクチンはやはり危険です。ワクチン接種直後になくなった死亡者数が、1,300人を超えると報告されていますが、これは氷山の一角にしかすぎません。もちろん、私自身も、コロナワクチンは一度も接種していません。

 

ここで最近出版されて分かりやすい一般書が、岡田正彦『本当に大丈夫か、新型ワクチン』(花伝社)です。

 

新潟大学名誉教授の著者(76歳)ですが、もちろん、コロナワクチンは一度も接種していないそうです。

 

本書では、コロナワクチンの副反応(実際は、副作用)が出る仕組みと、このワクチンのリスクが分かりやすく解説されています。特に、このワクチンでは、接種後、数年もかけて自己免疫病が発症してくる可能性が指摘されています。

 

また、著者の経験では、「新型コロナで亡くなった方と、ワクチン接種後にまもなく亡くなった方の人数は、ほぼ同数であった」(29ページ)と述べられていて、コロナワクチンはデメリットの方が大きいことが分かります。

 

現在のコロナワクチン接種は、あくまでも「自己責任」とされています。副作用があっても文句はいけない体制になっていますので、私たちは、お役所頼みになることなく、自分たちで責任を持って判断していかねばなりません!

 

先日、ハマトンの『知的生活』(三笠書房)を読み直していました(4回目)。約150年前に出版された本ですが、毎回読む度にたくさんの学びが得られます。繰り返し精読できる良書とはいいものです。

 

本書から、何点か人生のヒントを紹介させていただきます。ぜひ、一読をお勧めします!

 

病人というのは独特の不思議な経験をしているものです。彼らは健康の喜びを知っており、その上、病気についても知っているのだから、健康それ自体について健康な人間よりも正確に考えることができるのです。

 

時間を節約するいちばんいい方法は、何かを学んだり行ったりする時には、必ず、完全にものにするのだという強い気概を持って臨むことです。そして、一方、どうにもならない限界が見えた時にはいさぎよくそれを認めてしまうことです。

 

規則正しく時間を合理的に使うような習慣をつくることです。それは、仕事とか健康のことに気を遣わず、毎日二時間、最良の書物を読むための時間を得るためです。それは決して多い時間ではありません。

 

・われわれは第一に仕事のプロセスを楽しむべきであって、仕事が終わることばかりを心待ちにすべきではないのです。

 

などなど、本当に人生の教訓で満ちています。先人たちの叡智に感謝です!

 

現代のストレスの多くは、ビジネス関連です。自分で“痛い思い”をして学んでいくのも手ですが、できれば「転ばぬ先の杖」を持ちたいものです。

 

そこで今回は、中国の古典『孫子』から現代を生きる智慧を学びます<守屋淳『最高の戦略教科書 孫子』(日本経済新聞出版社)>。

 

ここで特に紹介したいのが、「敵を包囲したら必ず逃げ道を開けておき、窮地に追い込んだ敵に攻撃を仕掛けてはならない」(軍争篇)です(p.157)。

 

ビジネス競争では相手を追いつめすぎて、「窮鼠猫を噛む」で逆にこちらが反撃を食らってしまうことがあります。どんな対人関係になったとしても、相手を思いやる気持ちを残しておきたいものです。