「XII吊るし」と自らの選択 | 龍のごとく

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「XII吊るし」というカードについて。


「XII吊るし」

22枚の大アルカナの中で
唯一逆さを向いて正立している
「XII吊るし」というカード。

耐えるとか、停滞とか
動よりも静を意味するカード。

 カードの絵だけを単純に見ると
吊るされているように見えるので
いかにも苦しい状態を現しているように見えます。

もちろんそのまま
現在の苦しい情況を現す場合もあるのですが
一概にはそうとも言えない場合もあります。

一見吊るされているようにも見えますが
足は縛られているわけでなく
引っ掛けているような状態にも見えるので
自ら逆さになっているとも言えます。

それは
「自ら苦境を選んでいる」
とも言えます。

そんなバカな?とも言われるかもしれません。

確かに頭では苦しい情況で
大変な思いをしているかもしれませんが
潜在意識、魂レベルにおいては
自ら苦しい情況を選んでいるということです。

*** *** *** *** ***

何故わざわざ苦しい情況を選んでしまうのか?

1つ考えられるのは思い込みがあるということ。
「苦しむことで幸せになれる」
みたいなね。

でも苦しまなくても幸せになれますよね?

これは生まれてからの社会環境や
親からの思考の刷り込み
場合によっては過去世から引き継いでるかもしれません。

苦しいことに何か違和感を感じているのであれば
まずはその自分の思い込みに気付くこと。

気が付けば自ら吊るされているその足を
紐から外せばいいだけのこと。

自らの選択で苦しくもなるし
幸せに生きることも出来る。


考え方によっては
そんなヒントが隠れているカードと言えるかもしれません。

※画像はカモワン版ではなくコンヴェル版


ひなた翔一 拝