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ひなた翔一です。
「XII吊るし」というカードについて。
「XII吊るし」
22枚の大アルカナの中で
唯一逆さを向いて正立している
「XII吊るし」というカード。
耐えるとか、停滞とか
動よりも静を意味するカード。
カードの絵だけを単純に見ると
吊るされているように見えるので
いかにも苦しい状態を現しているように見えます。
もちろんそのまま
現在の苦しい情況を現す場合もあるのですが
一概にはそうとも言えない場合もあります。
一見吊るされているようにも見えますが
足は縛られているわけでなく
引っ掛けているような状態にも見えるので
自ら逆さになっているとも言えます。
それは
「自ら苦境を選んでいる」
とも言えます。
そんなバカな?とも言われるかもしれません。
確かに頭では苦しい情況で
大変な思いをしているかもしれませんが
潜在意識、魂レベルにおいては
自ら苦しい情況を選んでいるということです。
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何故わざわざ苦しい情況を選んでしまうのか?
1つ考えられるのは思い込みがあるということ。
「苦しむことで幸せになれる」
みたいなね。
でも苦しまなくても幸せになれますよね?
これは生まれてからの社会環境や
親からの思考の刷り込み
場合によっては過去世から引き継いでるかもしれません。
苦しいことに何か違和感を感じているのであれば
まずはその自分の思い込みに気付くこと。
気が付けば自ら吊るされているその足を
紐から外せばいいだけのこと。
自らの選択で苦しくもなるし
幸せに生きることも出来る。
考え方によっては
そんなヒントが隠れているカードと言えるかもしれません。
※画像はカモワン版ではなくコンヴェル版
ひなた翔一 拝