僕らの遠い昔

緑の都に咲く  

出会いと出会いの花


夢のような世界


二人  肩を寄せ合って

見ている  よばい星が流れる夜空

いくつもの恋物語を

綴り続けてきたに違いない


ほら  見てごらんよ

あの丘に  シルクのカーテン

さあ  時代  探そう

未来よりも ”新しい時代” を



耳元を包む静

つれづれに絡む時間

陽に光る朝露


夢のような世界


二人  腕を絡ませて

季節を歌っている小雀と一緒に

自然が与えてくれる

清らかな生命の素敵を謳う


そう  輝こうよ

忘れかかった日々を  今に

さあ  時代  探そう

未来よりも ”新しい時代” を



ほら  見てごらんよ

源氏の世界が  すぐそこに

さあ  時代  探そう

未来よりも ”新しい時代” を







かみ合わない二人の間に

”別れ” の2文字が  ぼんやりと浮かぶ

気付いていない振りをしていた僕


このままでもいい  

君と  いつまでも一緒にいられるなら

君との毎日  遠い思い出にしたくない


晩夏を迎えた二人

僕は  肌寒い海辺 

裸服(はだか)をずっと着ているつもりだ



君は  僕が贈った指輪を

「昨日に置き忘れた」 と  呟いた

探そう  という気持ちはない


わざと外したのか?

他人(ほか)の男(ひと)と 夜を過ごしたのか?

想像が  不安以上に  自分を焦らせる


秋を踏みかける二人

夕暮れの似合う  季節の中で

”さよならのシーン” 演じたくない



僕は  追いかける

君は  逃げていく

二人の距離は  離れていく



手を放してしまった風船を 

追いかけている少年

笑顔がくずれていく


四角形の小さな空の下


僕は  

一人  朽ちかけたベンチに座って

見ていた







交差点  彼女の影

瞳に涙が溢れ出る


別れた去年のあの日

軽くKiss  恋の終止符

夜景が広がる Hotel の窓辺で


いつもは  僕の好きな White Color の洋服なのに

あの日は・・・


Last Scene  

苦笑いの中で過ぎていく



人波にのまれながら

現在の彼女を追いかけた


ここに  君の愛した人が

哀しかったあの日を胸に

君が知らない空間を歩く


「今夜に Red wine は似合わない」

Champagne を注文した


僕の前で  はじけていたのは ”失恋” だった



人波にのまれながら 

現在の彼女を追いかけた


横断歩道の向こうに  彼女は手を振った

鞄を上げた男性がいた