介護の現場で、最も悲しく辛いことは、
ケアスタッフによるご利用者への虐待です。
ニュースになるような、死に至るような話だったり、
内部告発されるような虐待も少なからずありますが、
見えないところで密かに行われているような虐待もあります。
よく聞くのは、オムツ交換をしたことにして、実際にはしていなかったり。
食事や入浴の介助をいい加減にしたり。
ケアをされている皆さんの大半の方が、
虐待の事実を知った時に、腹立たしく感じていると思いますが、
最初から虐待をしている人は、もちろん殆どいません。
ケアスタッフとしての誇りと、福祉に対する信念、
奉仕の気持ちが多くの方にはあると信じています。
それでも、結果として虐待に至ってしまうその要因は、
ストレスによるもののようです。
それから、シフト勤務によって、
特に夜勤は周囲に誰もいないという環境もあるかもしれません。
自分でもよく分からないまま、結果的に虐待に進んでいる場合が、
これは実体験ですが、とても多いように思います。
虐待に至ったケアスタッフの多くが「まさか自分が」と感じているのが現状のようです。
それを指摘している本を紹介します。
- あれは自分ではなかったか―グループホーム虐待致死事件を考える/ブリコラージュ

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