あなたは誰の幸せを増やしますか?)
創造力・・・
それは新しい価値を生み出す力。
この世の中にあるものはほぼ誰かが創造したもので満ち溢れています。
洋服や電子機器、建築物、農作物、文字や言葉、数学などこれらは全ての誰かの創造の産物です。
そこで価値基準を見直してみたいと思います。
例えば、「価値の高い人とはどのような人か?」と問われると多くの人が「名門大学を出て・・・」
しかし世界の富の多くは高学歴でない投資家や実業家に集中している事実があります。
リーダーシップを発揮する実業家は高学歴な人が多いとは限らない事実があります。
私たちは課題解決のために多くの時間を費やしていますが、名門大学出身者が課題解決の能力が高いわけではない事実があります。
これらの事実により社会にとって価値の高い人間になるためにそもそも学歴は関係がないことが明確に分かります。
これらは何故か?冒頭にあった創造力こそ価値だからです。
課題解決の多くは創造力に頼ります。
例えば「一瞬にして因数分解の近似解を導き出せる式を自ら考えて試験に適用した」という方がいたら、創造性の高い人になります。
「英語が苦手な日本人がもっとも効果的に習得する技法を考えついた」なら創造性の高い人です。
「このアプリケーションを使うことで全ての問題が解けますというソフトを作りました」なら創造性の高い人です。
既存に無いものを生み出せる力が創造であり、その創造にどれ程多くの人が共感し、またそれを利用したのかが価値の大きさを決める。
例え中卒の人であろうと自動計算と教科書を全て詰め込んだ手のひらサイズの電子機器を開発していたらカンニングであろうと、その人の創造したものはあらゆる学生の上をいく。
ありとあらゆる試験問題を一瞬で解くことが出来る。
これが創造力という力です。
原始時代から今の時代に至るまで創造の産物が圧倒的な価値の違いを生み出している。
オイラーやアインシュタインが全く新しい式を生み出したというのは数学上の創造、ですがそういったものを覚えた人っていうのは既存を覚えた人達なんです、その人に新しいものが生み出せるかと言ったらそれは別問題になる。
もはや人間の記憶ではネットには勝てない。
「ゼロからの創造物であなたは一体いくらお客様から受け取ることができるでしょうか?」
おいしいパンを焼いて人々の幸せを増やしてもいい、一瞬で解凍できる方法を考えて多くの主婦の味方になってもいい、観るだけで感情が豊かになる画像を創り上げて人々の悲しい気持ちを和らげるのもいい・・・
これらを考え実現する人たちが社会をより豊かにし多くの人の共感を得ることが出来る価値の高い人たちです。