マネージャーは業務に精通しているべきか、それとも精通することはなく




あくまで大局的に組織を鳥瞰しておけばよいか。




いわゆるスペシャリスト型リーダーと組織管理型リーダーの賛否。




私はどちらも一長一短あると思う。




・スペシャリスト型リーダー




良い点:


業務に精通してるので部下に対して具体的な業務指示を出せる


時に率先して業務に入り、一緒になって汗をかく姿を見せ部下の共感を得る


人員が足りない繁忙期に自らが戦力となれる






悪い点


仕事に入り込み過ぎてしまい、組織の中長期的なあるべき姿や課題の検討が疎かになる


部下が上司の指示を待ってしまったり、自分で考えることをやめてしまい主体性がそがれる






・組織管理型リーダー




良い点


常に全体を見渡しながら運営上の課題を明確にし、リソースを補てんしていくスタンスをとる


業務に精通していないことから、客観的な視点で部下の悩みを聞き出し部下が答えを出すフォローを行える


ナンバーツーにスペシャリスト型リーダーがいれば効果的なシナジー効果が発揮される




・悪い点


実務の介入度合が弱いことから、部下の信頼が得にくい場面がある


業務指示が求めら得る場面で、的確性に欠けることがある。






管理職の横の異動、日本の会社では多い。自分の経験値の低い部署を担当する時ももあれば




その逆もある。つまり、スペシャリスト型になるときもあれば、組織管理型になることもあるということ。




それぞれどういうことに気を付けるべきかは次回に回したい。























組織の中で、いじめまでいかないけど、常にいじられる人って決まってきますよね。




その人をいじることで、笑いがおき、組織がなごむこともあったりするでしょう。




でもいじられている方からすると、上手く切り替えせず、表面的に見えている照れ笑いとは違い傷ついていたり




悩んでいることもあります。




へたすると、自己イメージが低くなることから、仕事に自信が持てなくなったり




周りもその人の言うことを信用しなくなるなんてこともあります。




いじられキャラから脱皮する方法は、二つあると思います。




①組織の中で、誰もが認める卓越した成果を出す。





②いじられても無表情を通す。




①はかなりの努力が必要で、たとえそうなってもキャラが強いと引き続きいじられる可能性はあります。




日本代表の岡崎なんかはその例かもしれない。




②は意思さへあればできる。




心理学の研究でも、相手に対して強そうにみせるのは無表情が一番効果的らしい。




いじられたとき、ムカついていてもついついへらへらしてしまうことってありますよね。




もしいじられキャラから本気で脱皮したければ、何か言われても




”あっそうですか”と返答して無表情を通すべき。




そのうち、何も突っ込んでこなくなるかと。













マネージメントとは何か




管理とか統率とかやや堅い言葉が浮かぶ。




マネージメントの動詞形manageを辞書で調べる。・




manage[to do]で ~をなんとか成し遂げる




とある。




このなんとかとかいうところにmanageのアイデンティティがあるような気がする。




いまある資源を使いながら、なんとかやりくりする。




企業組織に置き換えると、管轄する部下という資源を上手く活用しながら目標達成していくということ。




安易に新しい人材を求めずに、いまいる陣容で工夫していくことがマネージャーには求められる




のだろう。




マネージャーになったらその意味をしっかり認識し、出来ない部下について陰で




”あいつはダメ、首だ”なんて言わず、いまの部下のポテンシャルをどう引き出すかを考え抜いてもらいたいと思う。




逆に言えば、そこにマネージメントの醍醐味、楽しさがあるのではと思う。















うちのマンションは、今年で10年目、大規模修繕の時期である。




マンションの役員である私は、先日、大規模修繕を行う業者を決める業者プレゼンに参加した。




いつも、プレゼンする側の私が、聞く立場に立つ。聞く側ってこんなに楽なのかと実感。




当たり前だけど。逆にプレゼンする側の気持ちが痛いほどわかって少し辛くなるときもあった。




合計3社聞いた。




ある業者のプレゼンの時。




通常、現場代理人とその上司が二人で来るケースが多いのだが、そこの業者は上司が多忙ということで




現場代理人とその上司の上司、営業の統括部長が参加した。




なかなか、力入ってるな、なんて思ってたら、なんと、プレゼン資料にあるうちの




マンション名と住所が違っていた。あきらかに使い回し。




ある住人参加者はもう聞く気がしないと激怒。




そうしたらその統括部長




”こちらのマンションは私の直接の管轄ではないので”と信じられない言い訳。




え~、最初の挨拶で営業全般を統括しているっていってたじゃん。




こういう上司も組織にいるんだな~と残念な気分になった。




私は、間違えは百歩譲って許したかもしれないが、上司のコメントは許せなかった。




わずかプレゼン数分で二回の過ちをしたこの業者。もちろん選考の対象にはならなかった。






間違えを素直に謝り、その後の対応に誠意を尽くすべき。ごまかしてはだめ。




昨今の原発における東電や政府の対応や企業の不祥事の対応が日本の世の中に悪弊を




与えているような気がしてしまう。




日本人ってもっと清廉な民族だったような。私も気を付けようと思う。




最後に論語より




「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」















リーダーシップはいろんな形がある。




その一つとして、何も方向性を出さないリーダーシップもある意味リーダーシップなのだろう。




方向性、ビジョンを出さない言外には、部下のあなたたちが組織の方向性を考えなさいという




意味が含まれていることもある。いわゆるビジョンを明確に出し、周囲を引っ張っているリーダーが理想とされが




ちだが、そういったリーダーのもとで働いている部下は本当の意味でそのビジョンに納得しているのか。




ビジョンはボトムアップで作らせる。これも、有効なリーダーシップなのであろう。



判断できず、頼りないリーダーもある意味、是とする部分があるように思う。



そういうリーダーのもとでは、部下がしっかりする。代わりにナンバーツーがリーダーシップを発揮し



次期後継者として鍛えられるあろう。



日々の案件に的確に判断し、指示を出す頼りがいあるリーダーの存在は、このリーダーがいる間は



組織は上手く運営される。でもいなくなったらどうなるか、育っていない指示待ちの部下が残されてしまう。



どんなリーダーでも一長一短、自分のスタイルを大切にしつつ、ポイント、ポイントで少し修正をかけていく



のが良いのでは。さっきの頼りないリーダーも、緊急時には、気合いを入れる必要があるだろう。



ことこまかに指示を出すリーダーも、案件によっては、部下に丸投げしても良いと思う。



部下目線に立てば、ビジョンのないリーダー、頼りないリーダーにあたったら



またとないチャンスと思って良い。自分がビジョンを考え、リーダーシップを発揮できる良い機会と


なるかもしれない