このカテゴリー「ライティング」は素人が、webライティングについて調べたこと学んだことを書いています。( 日曜日に更新予定)
この画像は生成したモノです。お気に入りなので当分これでいこうと思います。お付き合いください。
今日のテーマは 漢字とひらがなの使い分けについてです。
文章を書いていて(読んでいて)、漢字とひらがなのバランスが気になったことはないですか?
例えば
堅い文章
先日は色々有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い致します。
適度にひらがなに戻すことで読みやすくなります。
やわらかい文章
先日はいろいろありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
漢字で表現できる言葉をひらがなで表記することを「漢字をひらく(開く)」といいます。具体的には「漢字3割:ひらがな7割」を意識すると読みやすい文章になります。
漢字とひらがなを使い分ける理由は2つあります。
- 印象が変わる
- 読みやすい文章になる
文章を書きやすく読みやすくする方法「漢字とひらがなの使い分け」をまとめようと思います。
■ 漢字とひらがなを使い分けるポイント
- 常用漢字ではない言葉はひらがなで書く
- 形式名詞はひらがなで書く
- 補助動詞はひらがなで書く
- 接続詞はひらがなで書く
- 副詞はひらがなで書く
- 副助詞はひらがなで書く
※ 全部覚える必要はないです。ビジネス文書や小論文、公用文などを書く際の参考にしてください。
① 常用漢字ではない言葉はひらがなで書く
常用漢字とは、1981年に内閣告示「常用漢字表」にしめされた日本語の漢字のことです。
漢字とひらがな、どちらの表記にするか迷ったときにはこの常用漢字表が一つの判断材料になります。
② 形式名詞はひらがなで書く
形式名詞とは「こと・もの・とき・ところ」など、実質的な意味がない名詞のことです。
↳ 画像は「漢字?ひらがな?使い分けに迷ったときの7つのポイント」から
「こと・もの・とき・ところ」などの形式名詞は、漢字ではなく、ひらがなのほうが読みやすくなります。
③ 補助動詞はひらがなで書く
「進んでいく」「持ってくる」「伝えておく」のように本来の意味が失われている、補助として使う動詞のことを補助動詞といいます。
★ 「いく」「くる」「おく」でも、つぎの例文のように本来の意味をあらわす言葉は漢字にします。
・花見へ行く
・遊びに来る
・荷物を置く
④ 接続詞はひらがなで書く
文と文をつなぐ接続詞も、基本的にはひらがなで表記します。
接続詞をすべて漢字で表記してしまうと、漢字が連続して読みにくくなってしまうためです。
⑤ 副詞はひらがなで書く
副詞や副詞的に使う連体詞・形容動詞は、ひらがなで書きます。
副詞は、おもに動詞や形容詞、ほかの副詞を修飾してくわしく説明する役割を持ちます。
⑥ 副助詞はひらがなで書く
「くらい」「まで」「ほど」のように程度をあらわす副助詞は、ひらがなで書きます。
副助詞を漢字で書くと、前後につく漢字と連なるので読みにくくなります。
「漢字とひらがなの使い分け」は、読みやすい文章にする『漢字3割:ひらがな7割』を意識するのと全体のバランスです。あとは年齢層(相手)などを考慮しながら使い分ける。
(参考資料)
・漢字とひらがなの使い分け!迷ったときのポイントとルール【一覧つき】
・漢字とひらがなを使い分ける際にルールがある理由|接続詞や副詞は要注意!
・漢字とひらがなの使い分け『漢字を開く』知っておくと便利な表記ルールについて
・ 漢字とひらがな、どちらを選ぶべき? 当て字表記に気をつけよう|小説の書き方講座