文の成分「主語・述語・修飾語・接続語・独立語」 | らい氏のブックマーク

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この画像は生成したモノです。お気に入りなので当分これでいこうと思います。お付き合いください。

 

今日のテーマは 「文の成分「主語・述語・修飾語・接続語・独立語」です。
 

文の成分をうまく使いこなすこと、言語能力を向上させるための基礎となります。

 

■ 文の成分をうまく使いこなすメリット 

  • 明確なコミュニケーション: 主語、述語、修飾語、接続語、独立語を適切に使用することで、意図した通りの情報を相手に伝えることができます。
  • 論理的な表現: 文の成分を使い分けることで、論理的で組織立った文章を書くことができます。
  • 表現力の向上: さまざまな文の成分を駆使することで、より豊かで表現力のある文章を作成することができます。
  • 言語の理解を深める: 文の成分を学ぶことで、言語の構造を深く理解することができ、新しい言語を学ぶ際にもその知識が役立ちます。

  • 説得力のある文章: 強い主張や説得力のある文章を書くためには、文の成分を効果的に使うことが重要です。読者を引き込むためには、修飾語や接続語を使って論点を強調することができます。

 

文の成分とは、現代の一般的な日本語文法において「主語、述語、修飾語、接続語、独立語」の5つの文要素を指します。

 

修飾語と被修飾語を別々にすることや接続語を独立語の一つとみなす場合もあります。

 

実は、文の成分に決まりきった正解はありません。

時代によっては「補語」や「目的語」を含めて7つだと教わっている方もいます。

 

今日は難しい話ではなく、簡単にまとめようと思います。

 

・文の成分 

 

主語とは、その文章の主役になる言葉「誰が」「何が」を示す要素を「主語」と呼びます。

 

・主語は「体言+助詞」で成り立っている

 

体言とは、名詞または代名詞をあらわす言葉です。助詞は言葉に意味を肉付けする語です「が」「も」「の」「を」などが助詞です。


 

主語と似た意味で使われる「主部」という言葉もあります。

 

・主部は「主語+主語を修飾する言葉」をまとめて指す

 

 

(例)

「女優になりたいと思った私は上京することを決意しました」の場合、「主語」は「私」の一文節。

「主部」は「女優になりたいと思った私」の二文節以上となります。

 

 

 POINT! 

文の中でどの言葉が主語なのか見分けるには、下記二つの条件に照らすと確実です。

 

  1. 「体言」に助詞の「は・が・も」がついた言葉である
  2. 述語とセットにすれば文が成り立つ

 

体言と間違えやすいのが「用言」です。

用言とは、変化できる言葉たとえば動詞・形容詞・形容動詞が用言にあてはまります。体言とは名詞または代名詞をあらわす言葉です。
 

 


 

述語とは、主語の状態や性質、行動内容をあらわす言葉

「どうする」「どんなだ」「何だ」「ある(いる)(ない)」を表す。

 

主語・主部に対して、その動作・状態・性質・内容などを表します

 

 

 POINT! 

 [述語を見分ける方法]

 

文章の中で述語がどれなのか見分けたい場合「述語は主語とセットになっている」という規則を考えると簡単です。

 

 


 

修飾語とは、他の言葉の「状態」や「状況」を詳しく説明するために添える言葉「いつ(時間)・どこで(場所)・なにを(対象)・どのように(方法)」などを表して述語をくわしく説明する部分です。

 

【修飾語と被修飾語】

修飾語は他の文節をくわしく説明する文節、被修飾語は修飾語によって説明される文節を指します。

 

 POINT! 

[修飾語と被修飾語を見分ける方法]

  1. 文節で区切る
  2. 2つの文節を並べて意味が通じるか確認する

 

知識として

修飾語には体言にかかる「連体修飾語」と、用言(※動詞や形容詞、形容動詞)にかかる「連用修飾語」がある。


 


 

接続語は、接続詞は前後の文をつなぐ自立語です。活用がない体言で、単独で接続語になります。「それで」「しかし」「それから」などが接続詞です。

 

【接続詞と接続語の違い】

接続詞と接続語の違いは、接続詞は品詞(例:動詞、形容詞、名詞)で、接続語は文の成分(例:主語、述語、修飾語)です。

 

 

 POINT! 

 [接続語を見分ける方法]

 

接続語には、大きく分けて9つの種類があります。

 

  1. 順接の接続語 [だから、それで、すると、というわけで]
  2. 逆説 [でも、しかし、とはいえ、だが、けれども]
  3. 累加 [さらに、そのうえ、しかも、それだけでなく]
  4. 並列 [および、ならびに、それから、あとは]
  5. 対比 [対して、いっぽう]
  6. 選択 [あるいは、もしくは]
  7. 補足 [なお、ちなみに、そうそう]
  8. 要約 [つまり、なぜなら、すなわち]
  9. 転換 [ところで、さて、では、ときに]

参考:接続語とは|日本語文法における接続語の使い方や一覧

 

 


 

独立語とは、文の中で完全に独立している言葉

 

【5つの種類】

  1. 感動、物事に対して強く心を動かされたさまなど、なんらかの心の動きを表します。
  2. 呼びかけ、呼びかける言葉です。相手を誘う気持ちを表すこともあります。
  3. 応答、呼びかけや質問に対する返事や答えの言葉です。
  4. あいさつ、出会いのあいさつをしたり感謝を述べたりするときに使います。
  5. 提示、日付や名詞など、文頭で示される言葉です。

 

 

 

 POINT! 

 [独立語を見分ける方法]

  • 独立語は独立した文節(ほかの文節と関係ない)
  • 独立語は文頭にあることが多い
  • 独立語の後ろには読点「、」がつく

 


(感想)

文の成分「主語・述語・修飾語・接続語・独立語」について、まだまだ書き足りないところもありますが『文の成分』を少しでも覚えておけば、短い文章·文字で表現をするSNSでも相手に伝えることが出来ると思います。

 

 

 

(参考資料)

 

文の成分とは|主語・述語・修飾語・接続語・独立語・主題の扱い

文の成分の位置

主語・述語・修飾語を問題を使い解説。

接続後と接続詞の違い

よく使う日本語の「接続語の一覧」と用例について!

文の成分・要素/文節の関係とは?

修飾語・被修飾語の意味と見分け方!例文を使って分かりやすく解説