ゲーム開発に使える画像最適化ツール「OPTPiX ImageStudio 8」アプデでgifなどアニメ形式画像に対応。色を鮮やかにしたり“描き直したかのように”拡大したりできる。
CRI・ミドルウェアは2月13日、画像最適化ツール「OPTPiX ImageStudio 8」Windows版に向けてVer.8.10を公開しました。
要点をまとめます。
「OPTPiX ImageStudio 8」は、画像最適化ツールです。
・OPTPiX ImageStudio 8 の特徴
「OPTPiX ImageStudio 8」は、画像の品質を保ちながらファイルサイズを軽量化できます。
それだけでなく、解像度の低い画像を高解像度にリマスターする「リマスター超解像」が実装されている。この技術によって、人が描き直したような拡大画像を生成することが可能になりました。
X:OPTPiX(オプトピクス)
リマスター超解像を使ったアニメーション形式画像の拡大処理サンプルをブログの方にアップしております。
— OPTPiX(オプトピクス) (@optpix) February 13, 2024
アニメGIFのアイコンをリマスターする、という用途にも使えるOPTPiX ImageStudio、無料トライアルもやっておりますhttps://t.co/KaWuBa3aII
・超解像機能により小さな画像を低コストでリマスター
一般的な補間方法で数倍に拡大してもぼやけてしまうため、手作業での修正や再描画が必要になり膨大な時間とコストがかかってしまいます。
OPTPiX ImageStudio 8 の「リマスター超解像」は、機械学習による推測を用いて "まるで人が描き直したような" 拡大画像を生成する「超解像」技術を採用。
独自のノウハウを詰め込んだ「Clear waifu2x」「Clear RealESRGAN」エンジンと、この2つを組み合わせた「ハイブリッド」エンジンにより、自動で高品質な画像拡大処理を実現し、画像素材の修正や描き直しにかかる時間と手間を大幅に削減します。
・PNGもJPEGもWebPも高品質にサイズダウン
OPTPiX ImageStudio 8 は、OPTPiXブランド独自の画像最適化エンジンを搭載。PNG、JPEG、WebPといった画像を様々な方法で最適化し、高品質を保ちながらファイルサイズの軽量化を実現します。
さらに、キャラクターの瞳や口、髪の色、小さいアクセサリーなど「色が変わると印象が大きく変わってしまう領域」を指定し、その領域の色を最大限残す形で減色処理できる「重要領域指定」という機能も搭載しています。
・画像処理作業の自動化・高速化を誰にでも
OPTPiX ImageStudio 8 のマクロ処理機能なら、画像の最適化からテクスチャー変換までを、ワンストップで実現可能。KTX や PVR、ETC と言ったテクスチャー形式のファイルを、デザイナーが処理した後、プログラマーが受け取って変換するといった、煩雑な作業ケースを解消できます。
さらに、マクロ処理を視覚的に組み、処理の自動化を設定できます。プログラマーでなくても、処理の自動化を行うことができ、作業の効率化につながります。
現在 OPTPiX ImageStudio 8は、14日間の無料トライアルが提供されています。